あなたには夢がありますか?
またはこれまでにどんな夢を持っていましたか?

夢を持ったことは一度もないという人もいるかもしれません。
夢を持っていても意味がないと思っている人がいるかもしれません。

でも、本当にそうでしょうか?

夢が実現できる「からくり」を知れば、きっと誰もが夢を持ちたくなると思います。
夢の素晴らしさを知っている人は、みんな夢を持っている、と私は思います。
(それを知らない人は夢を持っていない可能性が高いと思います)

以下で、夢について考えたいと思います。

なぜ夢が実現できないのか?

なぜ夢が実現できない人がたくさんいるのでしょうか?
それはズバリ、夢を実現したいけど、行動に移せていないからです。そもそも行動に移せていない人にとって、その実現したい夢は、本当に実現したい夢ではないかもしれません。
これに対して、お金がないから、時間がないから、能力がないから・・・と言い訳をする人がたくさんいます。その場合、その夢は、明らかに本気で実現したい夢ではありません。本気で実現したい夢であれば、なにかしら行動しているからです。所詮、その程度の夢であったということです。

渋沢栄一

渋沢栄一をご存知でしょうか。

渋沢栄一(しぶさわえいいち、天保11年2月13日(1840年3月16日)-昭和6年(1931年)11月11日)は、江戸時代末期(幕末)から大正初期にかけての日本の武士(幕臣)、官僚、実業家。第一国立銀行や東京証券取引所などといった多種多様な企業の設立・経営に関わり、「日本資本主義の父」ともいわれる。理化学研究所の創設者でもある。【wikipedia】

生涯で500以上の企業の立ち上げに関わり、みずほ銀行、東京海上火災保険、王子製紙、東京急行電鉄(東急)、帝国ホテル、東京証券取引所、キリンビール、サッポロビールなど超有名な企業の立ち上げに関わった人物です。

明治、大正、昭和と目まぐるしく時代が変わる中、その時代において順応し続けていった。その時々に目標を掲げ、実現に向かって努力し、予期せぬ時代の変化にも、夢を忘れずに、理想を掲げ、実行していった結果、夢を叶えることが出来たのです。渋沢栄一は「私は5回目標を変えたが自分が変えたのではなく、時勢が変えさせたのだ。時勢の変化は個人を超えたもので、いかんともしがたく、これには順応するしか手はない」と後に述べています。

夢を実現する方法

渋沢栄一はどういう過程で夢を実現していくのか、具体的に説明しています。

『夢なき者は理想なし 理想なき者は信念なし 信念なき者は計画なし 計画なき者は実行なし 実行なき者は成果なし 成果なき者は幸福なし ゆえに幸福を求める者は夢なかるべからず』

これは、夢を実現するための『夢七訓』として知られています。

を持ってない人には、理想はないはずです。
そして、理想を持ってない方には、信念もありません。
信念が無ければ、計画が立てられません。
計画が無ければ、もちろん実行する事はできません。
実行しなければ成果はあるわけありません。
成果が出なければ、幸せを感じることができません。

つまり、人生の幸せを求めてるものであれば、夢を持つべきであるということです。

誰でもヒーローの「夢7訓」

渋沢栄一の『夢7訓』は人だけでなく、会社など全てに当てはめることが出来ます。

(1) 「夢」
(2) 夢無き者は「理想」なし
(3) 理想無き者は「信念」なし
(4) 信念無き者は「計画」なし
(5) 計画無き者は「実行」なし
(6) 実行無き者は「成果」なし
(7) 成果無き者は「幸福」なし

ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず

それでは、誰でもヒーローにこの『夢7訓』を当てはめてみます。

(1)「夢」  貧困問題の根本的解決
(2)「理想」 実現したいと願う最善の目標あるいは状態(全員が幸せ)
(3)「信念」 正しいと信じる自分の考え(志・解決法)
(4)「計画」 20年計画・300年計画
(5)「実行」 口ばかり・文句ばかりで「行動」しない人がたくさんいる
       計画・実行には「学問」が必要
(6)「成果」 結果(変化)が伴う
(7)「幸福」 幸せを感じる

ヘレン・ケラー

目も見えず、耳も聞こえず、ことばも話せず、闇と沈黙の世界に暮らし、夢の実現に向けて挑戦しつづけたヘレン・ケラー。彼女の言葉からも、夢を持つことの大切さが分かります。

この世で一番哀れなことは
  眼は見えていても未来の『夢』が見えていない人です

ヘレン・アダムス・ケラー(英: Helen Adams Keller、1880年6月27日 – 1968年6月1日)は、アメリカ合衆国の教育家、社会福祉活動家、著作家である。 視覚と聴覚の重複障害者(盲ろう者)でありながらも世界各地を歴訪し、障害者の教育・福祉の発展に尽くした。【wikipedia】

夢と欲の勘違い!

夢というと「プロ野球選手になりたい」とか「医者になりたい」など、このように言う人が多いでしょう。しかし、当団体の子供たちには「なぜそうなりたいのか?」を必ず言わせるようにしています。

当団体の子供たちの中には、「医者になりたい」という子供がたくさんいます。これは夢ではないかもしれません。たとえばお金を稼ぐために医者になりたければ、果たしてそれは『夢』と呼べるでしょうか?お金を稼ぎ、自分の病院を建て、お金をもっと稼ぐためにさらに病院を大きくしたくなる・・・これは『欲』なのです。

「お金を稼ぐために医者になりたい」これは自分のため、私利私欲のために医者になりたいという『欲』なのです。
当団体の子供たちがなぜ医者になりたいのか?それは、病院にいくどころか、薬さえ買えない状況で死んでいった人たちを、周りにはたくさん見ているからです。もし、自分が医者になれば、そういう人たちを助けることが出来るのではないか?と考えているからです。つまり、誰かのため、社会のためなど利他のためになるものを『夢』と呼べるのです。

自分のために○○したい。⇒ 利己の『欲』
誰かのために、社会のために○○したい。⇒ 利他からくる『夢』

この2つを勘違いしている人がたくさんいます。当団体の子供たちにはこの2つの違いを徹底的に教育しています。

まとめ

夢と言えば、叶えるのが難しい大きな夢を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、夢は大きなものとは限りません。また、必ずしも叶えなければ意味が無いものでもありません。

私たち人間は『夢』を持つことで、人生の目標を持つことができます。そして、その目標に向かって努力することができます。そこに生まれるエネルギーはとても大きく、通常では不可能であるようなことも可能にしてくれる場合があります。

では「叶えるのが不可能な夢」であれば意味が無いのでしょうか?

叶えることができない大きすぎる夢でも、その夢を叶えた姿を想像してください。私たちはとても幸せな気分を味わうことができます。そういった気分を味わうこと自体が、精神的にとても大きな意味を持ち、心の安らぎとなるのです。

このようにして夢を実現する「からくり」を紐解くと『夢』を持つこと自体が大切なことが分かります。

そして、その『夢』を実現する過程こそが『人生』なのです。