フィリピンには信じられない成績制度があります。それは成績を大きく影響を与えるものが●●なのです!!

学校のロゴ入りTシャツが意味するものとは?

先日HERO’S HOUSE2の子供たちが、通っているルズ小学校のロゴが入ったTシャツを着ていました。

t%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%84%ef%bc%92

実は、フィリピンでは学校の先生が生徒に色々なものを販売します。学校のロゴ入りTシャツがその一つです。このTシャツを買うことはもちろん義務ではありません。しかし!このTシャツを買うと、なんと、ポイントがもらえるのです!つまり、ポイントがもらえる=成績が上がるということなのです!!

お金で成績を買える!?

フィリピンではこのように学校のTシャツを買ったり、時には学校の掃除用具用にお金を「寄付」したりすることで「学校に貢献した」と考えられます。そして、学業に関わらず成績を上げることができるのです。ここフィリピンではある意味「成績が買えてしまう」のです・・・。

t%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%84

貧困層の成績は?

貧困層の子たちは「成績を買う」ことはできません。つまり、成績をあげることはとても困難です。毎月のように行われるイベントで優勝するのは必ず富裕層です。例えばダンスコンテストがあれば、お金持ちは素敵な衣装を着飾って優勝する。そして、成績のポイントをゲットしていくのです。そんな中、ジェームスとクリスティンは学年トップ1をとっているのです。この成績制度のことがわかれば、二人がどれだけ努力したのかは容易に推測できると思います。そしてほかのDAREDEMO KIDSたちも勉強で成績を上げるたえに日々頑張っています。私たちは子供たちの努力を知っている分、その努力がいつか実を結ぶことを強く願っています。

ロゴマークの意味は?

%e3%83%ad%e3%82%b4中央にある本と松明は日本の文部科学省にあたる「Department of Education」のシンボルマークにも描かれています。この本と松明には意味があり、松明はフィリピン諸島全体を照らすもの、そして開いた本は知識の探求を表しています。

フィリピンの教育制度【K-12】

2012年までフィリピンはアジアで唯一、中等教育が4年間しかない国でした。初等教育(小学校)が6年間、中等教育(高校)が4年間の6-4制で、その後は大学などの高等教育になっていました。日本の6-3-3制や、それと類似の制度を持つ国々に比べると、基礎教育(初等・中等教育)が2年間少なく、年齢でいえば、高校卒業時は16歳で、4年制大学に進学した場合、大学卒業時はまだ20歳です。この制度には様々な問題点がありました。そこで、基礎教育の問題点を解消し、「万人のための教育」(Education for All)という国連ミレニアム開発目標達成に近づくため、新たな制度を取り入れました。それは中等教育を2年間上積みし、さらに5歳児(Kindergarten、日本でいう幼稚園年長組)から公立教育を開始する【K-12制】の制度です。しかし、この制度にも大きな問題点を引き起こしているのです。詳細は当団体の【代表の言葉】の所で詳しくご説明しています。
▶詳細はこちら