セブは今、建設ラッシュ!!たくさんの輝かしい都市計画の陰で広がる貧困格差。どこに向かうのかセブ!?

渋滞緩和の希望の星!!ついに電車が!?

%e9%9b%bb%e8%bb%8a

セブには電車がありません。有料高速道路もありません。そのため、交通手段は車やジプニー(ローカルバス)に限られるため、常にひどい渋滞が住民を悩ませています。例えば、HERO’S HOUSE1からHERO’S HOUSE2まで渋滞がないと車で15分ほどで行けますが、渋滞がひどい日には、1時間以上かかることもあります。

政府はこの電車により、渋滞が解消されることを期待しています。すでに政府は国全体の約1兆円の鉄道建設のプロジェクトを容認しており、セブでも間もなく工事が始められると噂されています。ちなみに、首都マニラにはすでに電車が通っていますが、セブよりもひどい渋滞は未だ解消されていません。また、電車も非常に壊れやすく、故障の際には本数が減ってしまうため、乗車まで数時間かかることもあるそうです。

ちょっとした道路の舗装工事が何年経っても終わらないこのセブで、電車が走る姿を見られる日が来るのでしょうか...?少し不安です。

マクタン島とセブ島をつなぐ第3の橋が誕生!?

%e7%ac%ac%e4%b8%89%e3%81%ae%e6%a9%8b

マクタン―セブ国際空港はセブ島ではなく、お隣のマクタン島にあり、その2つの島をつなぐ橋は現在2つあります。

◆Old Bridge(正式名称はマクタン―マンダウエ橋)
この橋は、片側1車線しかなく、ビジネスや観光で空港に向かう人、空港から来る人でいつも大渋滞でした。また、トラックなどの大型車両は通ることができず、大変不便でした。

◆New Bridge(正式名称はマルセロ・フェルナン橋)
渋滞緩和のため、1999年日本のODAによる資金と日本の技術援助により第2の橋が建設されました。こちらは片側2車線ずつあり、問題だった大渋滞もだいぶ解消することができました。しかし、年々観光客やビジネスでセブを訪れる人が多くなり、現在では第2の橋でも大渋滞が発生しています。

そこで現在、第3の橋の建設をすでに進めており完成は2018年を予定してます。ただ、現状を見る限りでは、2018年に完成をする気配はありません...。

マクタン―セブ国際空港リニューアルオープン!?

%e7%a9%ba%e6%b8%af %e6%96%b0%e7%a9%ba%e6%b8%af

こちらは珍しく、工事が始まっているプランです!!去年から2018年のリニューアルオープンに向け、マクタン―セブ国際空港のリニューアル工事がスタートしました。リニューアルした際には最先端の技術を使用したリゾート感溢れる空港になる予定です。

セブには現在たくさんのLCC便(格安航空会社)が参入しており、夜中の発着便が増えています。しかしながら、現在の空港には、ゆっくり休むスペースや軽食を取る場所がありませんでした。より快適な空港の完成が待ち遠しいです。

セブに巨大水族館!?―セブオーシャンパーク

%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%af

オーシャンパークとはシンガポールや香港にもある世界的な水族館です。フィリピンではマニラに1つあります。そんなオーシャンパークが、なんとセブにもできるかもしれません!

実は、セブに水族館はありません。これが完成するとセブで最初の水族館になります。アシカやイルカのショーも行われる予定です。セブ市としてはオーシャンパークによるさらなる観光客の獲得を狙っています。

マゼランの船の原寸大!?-プラザマゼラン-

%e3%83%9e%e3%82%bc%e3%83%a9%e3%83%b3  

みなさん、マゼランはご存知ですか?
彼は世界を一周したことで有名になりました。しかし、厳密には世界一周を果たしたのは彼の部隊です。彼はキリスト教を広めることで、スペイン領を広げようとセブ島、そしてマクタン島へとやってきましたが、マクタン島で当時のマクタン島の王、ラプラプと戦って亡くなっています。そんなマゼランが世界一周を試みた際に使用した船のレプリカを、マクタンニュータウンに建設する予定です。

マクタンニュータウンは複合商業施設で、現在は3階建ての洋服や生活雑貨が売っているモールなどが建っています。マゼランの船はマゼランの人生や冒険についての資料を展示する資料館としてオープンする予定です。

カジノリゾート!?-レジャーシティマクタン-

%e3%83%ac%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%86%e3%82%a3

こちらは3つの高級ホテルとカジノ施設、そしていくつかのお店を合わせた施設になる予定です。フィリピンのギャンブル市場は年々成長しています。ギャンブルのプロたちは次のギャンブルの中心はセブになるのではないかと予想しているほどです。

成長の陰に・・・セブが抱える問題

上記のように、ますます発展を遂げていくセブ島ですが、まだまだ解決できていない大きな問題がたくさんあります。

◆さらに広がる貧富の差~貧困問題~
先ほど挙げたもののほとんどが富裕層向けのものです。水族館やカジノなどができても貧困層の人々が利用することはできません。年々発展を遂げているセブですが、その一方で貧富の差もますます大きくなっているように感じます。

%e5%af%be%e7%85%a73 %e5%af%be%e7%85%a7
フィリピン最大のショッピングモール「SM SEA SIDE」の目の前に広がる貧困地区

◆次のゴミの行先は?~ゴミ問題~
フィリピンでは法律上ごみの焼却ができないため、ゴミは指定された場所へと運ばれ「ゴミ山」となっていきます。特定の条件の下作られた大規模焼却炉であれば、ごみの焼却が許可されていますが、経済的な理由などで実現することはありません。

%e5%af%be%e7%85%a7%ef%bc%91 dsc07778
ゴミ山では子供たちもゴミを拾って生計を助けています。

この場所以外にも至る所で顕著な貧富の差を感じるのがフィリピンです。
これらの開発もセブの発展のために大切ですが、解決すべきこれらの問題からも目をそらさないでほしいと思います。1日も早くそれらに着目し、改善のために行動を起こしてくれるリーダーが排出されることを期待せずにはいられません。