フィリピンの学校でも、日本のラジオ体操のような健康体操があります。しかし、さすがフィリピン!!ちょっとレベルが違います。

正式名称はWellness Dance

このダンスはWellness Danceと言い、小学校と高校それぞれ決められた振付をフィリピン全校で行います。その目的は「健康体操」
まさに日本の「ラジオ体操」と同じ目的です。しかし、その難易度はラジオ体操の比ではありません。フィリピン人は、全体的に歌や踊りが上手です。とは言え、中には踊りの苦手な子もいるのに・・・と心配してしまうほどの難易度の高さです。

milo
HERO’S HOUSE2の子供たちも例にもれず、この曲を流すと、身体が勝手に動き出します。

milo_02
Talamban高校でも、このダンスが踊られています。

激しい音楽と振付

これが、子供たちの通うLUZ高校で撮影されたWellness Danceの動画です。音楽もそうですが、振り付けもHIP HOP的な激しいものです。これを、全校生徒全員が踊れるというのが、第一のさすがフィリピン!!です。

授業よりコンテストが大事!?

実は、このダンスのコンテストが、学校対抗で開催されます。フィリピン人は、ダンスが大好き、さらにミスコンのようなコンテストが大好き。そうなると、この学校対抗のダンスコンテストに向ける意気込みは半端なものではありません。授業を潰して猛練習を行います。授業よりダンスコンテストが大事、第二のさすがフィリピン!!です。

実は、MILOのコマーシャル

小学校の指定曲は「Energy Gap」という曲です。これは実は日本でもおなじみのMILOのCMソングです。曲中には「Milo everyday」のフレーズが繰り返されており、何度も聞くうちについつい口ずさんでしまいます。

ちなみに、日本では「ミロ」ですが、海外では「マイロ」です。マイロは、子供たちの大好きな飲み物ですが、貧困層にとっては高価なためなかなか口にすることはできません。袋でマイロを買うことができないため、子供たちは道端で売られている、マイロアイスキャンディーを購入して食べるのがひとつの楽しみです。

milo4

日本では、一つの企業のコマーシャルソングが教育委員会の指定ダンスに選ばれることは考えられませんが、ここフィリピンでは珍しくありません。MILOを販売するNestléは、このプロジェクト以外にも、フィリピンの子供たちの健康を考えたプロジェクトやイベントを数多く行っています。だからこそ、このようなプロジェクトが成立するのです。第三のさすがフィリピン!!です。

日本とフィリピンの共通点!?

日本のラジオ体操は、世界的にも非常に評価が高いです。ひとつの曲をかけると、全国民が同じ動きが取れるということが、海外の人からすると、驚きのようです。ここフィリピンでも、このWellness Danceの曲をかければ、子供たちは同じダンスが踊れます。内容に大きな違いはあれども、日本とフィリピンのちょっとした共通点を見つけた気がします。