ボランティアの田熊様がHERO’S HOUSE2でそろばん教室を開催してくださいました!

フィリピン人の算数力

フィリピンには算数を苦手とする人が多くいます。その理由の1つが小学3年生から算数が英語での指導に切り替わることです。小学2年生までは母語のビサヤ語で算数を学んでいたにも関わず、小学3年生になると授業のすべてが英語に切り替わります。そのため、英語が理解できない子は算数も理解できなくなってしまうという、負の連鎖に陥ってしまいます。

英語で学ぶことで、子供たちにとっては授業がさらに複雑なものとなり、最終的に算数が「嫌い」になってしまう子もいます。また、子供たちは、数学の計算を「なぜそうなるのか」という論理的な理解がないまま、公式的に暗記しています。そのため、応用をすることができない子がほとんどです。

大人のフィリピン人でさえも、一桁の計算をする際、電卓を使うのです!!

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苦手を得意にするために

DAREDEMO KIDSの多くが算数を苦手としていました。そのため、現在では、デイリーテストや、週末には算数の授業を行っています。週末の算数の授業は母語で行います。今まで英語で習ってきてあやふやになってしまった分野も、母語で教えてもらうことで、しっかりと理解することができます。

このように、どんどん苦手を得意に変えていけるようにしています。また、週末には英語の授業も行っているので、学校の授業にもついていけるようにしています。

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算数を得意にする秘密兵器

昨年、株式会社王将フードサービス代表取締役社長 渡邊直人様よりDAREDEMO KIDS全員分のそろばんをご寄付頂きました!!その後、そろばんの授業を受けた子供たちは今まで曖昧だった「数字のとらえ方」をそろばんのおかげで、明確に理解することができました。

また、ボランティアの寺門様親子にもそろばん教室を開催していただき、なんと、それまでできなかった暗算ができるようになりました!!

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株式会社王将フードサービス専務取締役掃部昌之様よりそろばんを直接届けていただきました!

算数力アップ大作戦

今回、日本でそろばん教室の先生である、田熊様がHERO’S HOUSE2の子供たちにそろばんの授業を3日間にわたり行っていただきました。そろばんを使った足し算と引き算のやり方を教えていただき、子供たちのそろばん力はさらにアップしました!!

そして、新奨学生のジャナとセンディーにとっては初めてのそろばん教室でした。初めのうちは難しそうにしていましたが、田熊さんの分かりやすく丁寧な授業のおかげで、すぐに使い方を覚え、楽しそうに授業を受けていました。そして最終日には、時間制限のある中で足し算と引き算の問題を解きました。なんと、全員が時間内に計算を終えることに成功!!今まで算数が苦手だった子がそろばんを使いこなし、あっという間に全問解き終わり、自信に満ちた表情になっていました。

この授業のおかげで、子供たちの算数に対する苦手意識がどんどん「得意」へと変化しているのを感じます。

田熊様、子供たちに貴重な授業を行ってくださり、ありがとうございます。

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