フィリピンには日本に比べ出生率が高く沢山の子供達がいます。その理由の1つは彼らが信仰している宗教に関係していました。

フィリピンの出生率

近年、日本では少子高齢化が進み出生率が減少していますが、フィリピンは日本とは異なります。日本の出生率が1.42に対して、フィリピンの出生率は2.98です。これは、1家族に約3人の子供がいるという計算になります。この数字は他の国々と比べても高いほうです。ちなみにフィリピンの人口は右肩上がりで、2015年時点で1億142万人でした。今後フィリピンの人口はさらに増加すると言われています。

グラフ

子供は神から授かった大切な命

日本とは異なり子供が多くいるフィリピンですが、その理由の1つが人々の信仰している宗教に関係していました。フィリピンでは人口の90%がキリスト教を信仰しています。キリスト教では「子供は神から授かった大切な命」と言われており、避妊・中絶を禁じています。そのためフィリピンでは、法的にも一切認められていません。ちなみに、フィリピンでは離婚をすることも宗教上禁じられています。貧困層の家庭ではお金が無く子供を育てることが厳しい環境でありながらも、フィリピン人は近所の皆でお互い助け合いながら子供達を育てます。昔の日本も出生率が高かった時代は、親族や近所の皆でお互いに協力し助け合いながら生活をしていました。それがまさに現在のフィリピンです。

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十分な教育が受けられない貧困層の子供達

フィリピンの教育制度や学校制度の詳しい内容については前回の記事【フィリピンの学校】をご覧下さい。

フィリピンでは、K12制度(13年間義務教育)を採用しており公立校の授業料は無料です。
授業料が無料なのに対し、制服や筆記用具など授業で必要な道具は全て有料で、学校へ通う際には自分自身で準備しなければいけません。しかし、貧困層の家庭では学校で必要な物を揃えるためのお金がないため学校へ行くことを諦めてしまうことがあります。また、貧困層の家庭では親が教育の重要さを理解していないことがあるため、学校へ行かず家族のために働いている子供もいます。

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外で走り回る子供達

フィリピンでは、どこに行っても子供達が元気いっぱい外で遊びまわっています。貧困地区には電気が通っていないところが多くテレビゲームやインターネットをすることは出来ません。そのため、子供達は身近にあるもので自分達なりに遊び方を見つけ出し、近所の子供達と仲良く元気いっぱい遊んでいます。子供達はまさに遊びの名人です。

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DAREDEMO KIDSへの教育

DAREDEMO KIDSは数多くの子供達の中から選ばれた奨学生です。彼、彼女達は、他の貧困層の子供達に比べ勉強の出来る環境があり、学校へ行くことが出来毎日思う存分勉強をすることが出来ます。私達は子供達にその環境が当たり前ではないということを教え、日々感謝の気持ちを忘れないよう教育しています。
将来、フィリピンはさらに人口が増加し2023年には日本を追い抜くと言われています。その中で、DAREDEMO KIDSが十分な教育を受け夢を実現し、この国の貧困問題を解決できるよう、子供たちの支援を続けていきます。

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