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フィリピンの祝祭日は突然決まる?

フィリピンの祝祭日は突然決まる?
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日本の祝日はほぼ固定されており、突然「国民の祝日」が決まることはありません。しかし、ここフィリピンでは突然の休みが多く、日本人である私たちはいつも驚かされています。

フィリピンの祝祭日

2月25日はPeople Power Anniversaryです。フィリピンではこの日を特別祝祭日としており学校や仕事はお休みになります。フィリピンには、Regular Holiday(一般祝祭日)とSpecial Non-Working Day(特別祝祭日)の2種類の祝日があります。フィリピンの祝日の中にはキリスト教に関するホリデーがあるので日本とは異なる祝日が多いです。ちなみに、日本では珍しいですがフィリピンでは急に祝日が追加されたり、無くなったり、と毎年祝祭日・休日は変更になります。また、フィリピンでは地方によって少し休みが異なります。翌年の正式なホリデーが発表されるのは12月頃と言われており、かなり遅いです。

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Regular Holiday

今年の一般祝祭日の例としては・・・

  • 1月1日  元旦(New year’s Day)
  • 5月1日  *レイバーデー (Labor Day)
  • 6月12日 独立記念日 (Independence Day)
  • 12月25日 クリスマス (Christmas Day)

特に、一般祝祭日は日本や他の国にもあるような休日が一般的です。
*レイバーデーとは、日本でいう勤労感謝の日と同じような意味があります。

Special Non-Working Day

今年の特別祝祭日の例としては・・・

  • 1月15日(毎年第3日曜日)*シヌログ祭り(Sinulog Festival)
  • 1月28日 *旧正月(Chinese Lunar New Year’s Day)
  • 2月25日 エドサ革命記念日(People Power Revolution Anniversary)
  • 4月15日 ブラックサタデー(Black saturday)

*フィリピンのシヌログ祭り、旧正月の詳しい内容は前回の記事をご覧下さい。
セブ最大のお祭り「Sinulog」に潜入取材!!
フィリピンにはお正月が2回?!

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People Power Revolution Anniversaryとは?!

今月の25日はPeople Power Revolution Anniversaryです。
この祝日は、31年前に100万人もの人々が力を合わせて20年間続いた独裁政治を変えた日として知られているとても大事な祝日です。

エドサ革命

1986年、当時のフィリピン大統領マルコスは20年間に及ぶ独裁政治を行っていました。このようなマルコス大統領による独裁支配に反対する中心人物ベニグノ・アキノ(ニノイ・アキノ)有力者は次々に拘束され、アメリカなどの海外へ亡命せざるを得ませんでした。しかし、反マルコス活動を続ける彼は、その後大統領選挙への立候補を試みますが、マルコスに射殺されてしまいます。彼が暗殺された後、その遺志をつぐことになった夫人コラソン・アキノ(コリー)が反マルコス派の中心となり、1986年の2月25日マルコス政権を退陣させ女性初の大統領になりました。その革命が行われた場所がマニラにあるエドサ通りで、現在でも多くのフィリピン人に語り継がれています。この歴史的な出来事はフィリピン国民が誇りとする革命であり、現在は特別祝祭日として採用されています。

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語り継がれる歴史

昔の出来事や歴史を子ども達へ語り継ぐことはとても大事なことです。自国の文化や歴史が後々消えてしまわないよう、普段からしっかりと勉強し子ども達もまた自分の祖先へと語り継いでほしいです。私達は子ども達へフィリピンの歴史や文化の大切さ、素晴らしさを伝え同時に彼女達に他国との文化の違いを見つけもっと世界について興味を持ってくれるよう頑張ります。視野を広げ、より大きな夢を持ち子供達がその夢を実現できるまで教育支援を続けます。

番外編

先月、ミスユニバース世界大会がセブで開催されました。フィリピン人はミスコンをこよなく愛する国民です。幼稚園でも学校でも地域のお祭りでも、必ずと言っていいほどミスコンが開催され、いつも大盛り上がりです。そんなミスコン大好きなこの国で本場のミスユニバース世界大会が開催されるとあって、セブ中が大盛り上がりでした。
なんと、大会当日は会場となるラプラプ市では学校が休みになりました!!学校が休みになっていない他の地区でも、先生がテレビの前に集まり、コンテストの生中継に夢中になってしまい、なかなか授業が進まなかったようです。

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