フィリピン人の庶民の足であるジプニー。先日、ジプニーに関するこんな事件に遭遇しました。

私KANはめちゃくちゃでかい

まず、皆さんにおさえておいて頂きたいのは私の体格についてです。私はBMIが35を超える巨体です。試しに、子どもたちのうちで体格の小さい子と並んで写真を取ってみました。

011RE

なんとも、遠近感の狂う一枚になりました。ただ横に並んでいるだけなのですが、そもそも体の厚さが違います。きっと、この3人の体重を全て足しても、私の体重には届かないことでしょう。ちなみに、初めて自己紹介したときには「ベイマックスだ!」と言われました。日本でも言われ慣れているので、そう傷つきはしませんでしたが・・・。

事件は帰り道に

いつもHEROESHOUSE2から1に帰るときに、ジプニーを利用します。ローカルの乗り物なので、いつもはフィリピン人スタッフに止めてもらっています。外国人の私が止めようとしても、タクシーに乗ろうとしていると思われるのか、なかなか止まってくれません。

その日は偶然フィリピン人スタッフが休みの日で、一人で帰らなければなりませんでした。どのジプニーもとても混んでおり、なかなか止まってくれません。30分は待ったでしょうか。手を挙げるとそこそこ満員の1台のジプニーが奇跡的に止まってくれました。運転手は「乗れよ」というようなジェスチャーをしていました。

喜び勇んで乗り込もうとすると、ジプニーの後ろに乗っている集金係の男性が突然「NO,NO,NO,NO,NO,NO」と言い出しました。あっけにとられつつも、仕方ないなと思い、乗車を諦めました。するとどうでしょう、2m先で止まって、女性を2人おろし始めたのです。さすがにこれは乗れるだろうと、近寄っていってみると、先程の男性が「NO,NO,NO,NO,NO」とすごい剣幕です。いや、そこで2人降りたやん。乗れるはずやん。と思い、ちょっと話してみました。

私「さっき2人降りたから、乗れるんじゃないの?」
男「無理。乗れない。」
私「いや、乗せてよ。」
男「無理。乗れない。」
私「なんで乗れないの?」
男「無理。乗れない。」
私「運転手は乗せたいみたいだよ?」
男「無理。乗れない。」

と、「無理。乗れない。」の一点張りで乗せる気がありません。最終的に、ビサヤ語で何か言って、ジプニーを発車させてました。さらに数十メートル向こうで、お客さんを新たに3人も乗せているのも見てしまいました。

jeepney51

きっと、この体格の人間を乗せて、ジプニーを痛めたくなかったのでしょう。ちなみに、フィリピンに来て1ヶ月も経っていない私ですが、乗っているジプニーの故障に3回立ち会っています。私のせいではないことを祈るばかりです。ちなみに、乗車拒否されたあと更に30分同じ場所で粘り、別のジプニーに乗って無事に帰ることができました。

このことから学んだこと

ここフィリピンでは、「お客様は神様」ではありません。タクシーでも行先によっては当たり前のように乗車拒否をされます。閉店間際のお店に行けば、あからさまに嫌な顔をされて追い出されることもあります。みんな我慢をせずに、ありのままに生きているのだな~と感じることが多いです。
私一人を乗せたら、7ペソしか儲からない。痩せている人を3人乗せたら21ペソ儲かる。そう考えれば、あの男性の頑なな断りも理解できます。今回の経験を通じて、少し減量をしようと思いました。さすがにジプニーに乗車拒否されて、1時間以上もほかのジプニーを探したくないですからね。