DAREDEMO HEROでは、日本人スタッフやインターン生が子供たちに日本語を教えています。実はこれには大変な苦労が隠されています!!

話すのと教えるのは別もの!?

日本人スタッフもインターン生も、日本語のネーティブスピーカーです。ある意味「日本語のプロ」のはずです。しかし、子供たちに日本語を教えるときには、毎回反省の連続です。なぜなら、日本語を話すスキルと、教えるスキルは全く別のものだからです。
そのため、毎回授業の前には事前勉強と準備に時間をかけ、授業に挑むのですが、まだまだ思い通りの授業を進めることができないこともあります。

子供たちが楽しく学ぶための工夫

DAREDEMO KIDSにとって、日本語はまさに非日常の言語です。そのような言語を習得するためには「日本語=楽しい!」という意識付けが必要です。そのために、スタッフやインターン生は色々な工夫を凝らして、子供たちが少しでも楽しく日本語を学べるように努力しています。

かるた遊び

遊び感覚でひらがなを習得するために、かるた遊びをよく行っています。はじめは、まったく見当違いのひらがなを勢いよく取って喜んでいた子供たちも、ひらがなを習得した今、真剣に間違えないように見定めて、正しいひらがなを選ぶことができるようになりました。
また、単語数も増えた今、言葉を作るゲームも子供たちのお気に入りです。

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単語カード

子供たちの語彙力を増やすために、手作りの単語カードをたくさん作っています。授業の合間や、放課後に時間がある際に、子供たちに不意に単語カードを見せて、日本語で答えられるようにしています。せっかく覚えた単語も、使わなければすぐに忘れてしまうため、日常的に復習する機会を作っています。

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日本語テスト

自分たちの実力を試すため、放課後に毎日デイリーテストを行っています。また、先日スタートした夏季特別授業でも、100問の日本語テストを行い、自分たちの実力を試しました。夏休みの終わりには、全員が100点を取れるように、毎日の授業も頑張っています。

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楽しいだけでは終わらない!?

楽しく学ぶことも大事ですが、ある程度語彙力も付いた高学年の子供たちは、真剣に日本語の習得に取り組んでいます。現在、希望者にのみ「日本語能力試験対策クラス」を開催しています。ここでは日本人スタッフを悩ませる文法の解説が重要になっています。
子供たちの中から「を」って何?「に」って何?「は」って何?といった、回答困難な質問が続きます。子供たちが分かるように答えるためには、事前の勉強が欠かせません。動詞の活用など、小学校や中学校で勉強した記憶を引っ張り出し、どうにか子供たちに分かりやすい解説をできるようにと日々頭を悩ませています。

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さらなる上の目標を目指して!!

DAREDEMO HEROでは、子供たちに自信を付けさせるために、日本語を教え始めました。貧困が故に「何をしてもダメなんだ。自分には何もできない」と思ってしまっていた子供たちが、誰にも負けないもの(日本語)を持つことによって、輝き始めました。
そうして自信を取り戻した子供たちは、今、日本語の次の目標に向かって頑張っています。

「里親さんに日本語でお手紙を書きたい」
「ご訪問者様と日本語で話がしたい」
「日本のアニメを日本語で見たい」
「日本語能力試験に合格して、日本に行きたい」

それぞれの目標に向かって、この夏休みの特別授業に取り組んでいます。
最高の授業ができるように、スタッフ・インターン共々日本語の勉強に励んでいきます!