奨学生の一人「チャリズ」が、ジャーナリズムコンテスト全国大会で輝かしい功績を残しました!!
ジャーナリズムコンテストって何?
日本ではなかなか耳にしない「ジャーナリズムコンテスト」とは、あらゆる技術を駆使し、いかにうまく情報や自分の意見を人に伝えることができるかを競うコンテストです。
前回の地区予選(日本で言えば県大会)の様子はこちらをご覧ください。
チャリズの快挙!!ジャーナリズムコンテスト優勝!!
2017 National School Press Conference
今年の全国大会は「Pagadian」という、船で約12時間ほどかかる都市で開催されました。フィリピンは、18の地方(Region)に細分されており、各地方から私立の学校やインターナショナルスクールなどの強豪が集まりました。
会場も非常に広く、たくさんの人の前で自分の意見や準備してきたスピーチを発表します。
チャリズの成績!!
チャリズの通う「タランバン小学校」は、ごくごく一般的な公立の小学校です。ただ、日本の小学校とは大きな違いがあります。それは全校生徒5,000人、ひと学年が800人以上いるということです。その中から大会出場者として、学校の代表者として選ばれることだけでも、非常に名誉なことです。さらに地区予選で優勝を果たした彼らは学校ではすでにHEROです。
校舎にはチャリズたちの功績が大きく張り出されています。
さらに今回、チャリズは全国大会でも素晴らしい結果を残しました!!
Best in Regional Costume
各地方によって様々な伝統や文化を持つフィリピンでは、伝統衣装も様々なものがあります。各地方の衣装や文化を紹介するこの部門で、チャリズは見事優勝を話しました。今回チャリズは、今月セブで行われた「Sinulog」の衣装を身にまとい、ステージ上で発表を行いました。
Most Outstanding Journalist
こちらは、このコンテストの中でも一番受賞が難しい部門の一つです。最も優れたジャーナリストに贈られるこの賞でも、チャリズは見事優勝を果たしました。
チャリズの夢
チャリズは、将来医者を目指しています。医者になって、貧困が故に病院に行くことのできない人達を助け、そして二人三脚でチャリズを支えてくれたお母さんを助けることが彼女の志です。
いつか、チャリズがその夢を叶え、貧困問題の根本解決を図る一因となってくれることを期待しています。