第6回の今回はHERO’S HOUSE1のエロナについて紹介します。

エロナは2001年4月20日生まれの16歳です。彼女はとても芯が強く、自分の考えをしっかり持っています。そのため彼女が何かを作るときには、こだわりのある素晴らしい作品を作り上げます。
彼女の家は山の奥にあり、学校やHERO’S HOUSEへは、ジプニーなどを利用する必要があります。そのような遠いところからでも、彼女は毎日HERO’S HOUSEに来て、一生懸命勉強しています。なぜ、勉強するのか?と彼女に聞いてみると、「勉強することは私にとっていいことだし、夢をかなえるためだ!」と即答されました。それだけの強い志を持っています。

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会計士になって家族を助ける!

エロナの将来の夢は会計士になることです。彼女もまた家族を助けるために会計士になりたいと思っています。フィリピンでは、なによりも家族のことが優先されます。そのため、子どもたちの多くが家族を助けるために、会計士などの安定した仕事につきたいと考えています。彼女は兄弟が多く、姉1人と弟妹が6人います。私たちがエロナの家を訪問した際も、弟や妹たちの相手をしながら、彼らの食べこぼしを掃除していました。そんな彼女は家でもHERO’S HOUSEでも、みんなの優しい良いお姉さんです。

エロナファミリー

料理ができるようになりたい!

エロナは料理ができるようになりたいと思っています。家族においしい料理を食べさせてあげるために日々料理を練習しています。そんなエロナの好きな食べ物はレチョン(豚の丸焼き)です。レチョンはフィリピンのお祝いの席には欠かせないものです。日本の鯛のような位置づけです。レチョンを見ると、お祝いだ!と改めて感じられ、子どもたちの好きな食べ物のナンバー1でもあります。

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先日のファミリーデーでの一コマです。左手前がエロナです。食べることが大好きです。

聖書の言葉を多くの人に

いつも笑顔が素敵なエロナですが、両親の不仲や経済的な問題など、彼女自身には解決が難しいたくさんの悩みを抱えています。そんな彼女にとって、聖書の言葉は彼女を支えてくれるとても大切なものです。そのため、今後の人生で挑戦したいことは、聖書の言葉を多くの人に伝えることだそうです。
フィリピンはキリスト教徒が多い国ですが、キリスト教徒でも聖書の言葉をすべて知っているわけではありません。そこで、彼女はそのような人たちに自分の経験と聖書の言葉を伝えていきたいと思っています。そんな彼女の座右の銘は「Not too late」です。

エロナは6月からGRADE10(高校4年生)になります。1年後には高校を卒業し、彼女はどんな進路に進むのでしょうか。自分の考えを持った、自立した彼女が今後どのように成長していくのかが楽しみです。