今回はHERO’S HOUSE1のエセリンについて紹介します。

エセリンは2001年8月20日生まれの20歳です。彼女は細かな気配りができる子で、休み時間にはいつも中心となって、その場を盛り上げています。どんなときでも困っている人に、すぐに手を差し伸べられる優しい子です。


ハイスクールでは賞をもらって卒業しました!

彼女を支える家族の存在

彼女の家族は、母親、姉が2人、兄と彼女の5人家族です。父親は彼女が生まれてすぐに他界しているため、母親は一人で、彼女を小さい時から育てていました。
父親が他界し、一家の収入が途絶えてしまったことから、彼女の姉2人は高等学校に進学することを諦め、仕事を始めました。そんな姉たちの願いは、末っ子のエセリンを大学に進学させることです。

先日、彼女にインタビューを行った際、彼女は「姉は自分の夢や勉強を諦め、私や家族を支えるために一生懸命働いてくれています。だから今度は私が、家族を支えていきたい。」と話してくれました。
更に、「私は家族の支えとDAREDEMO HEROそして里親様の支えがあって、自分のやりたい勉強ができているということを最近、より強く感じています。」とも話してくれました。

将来の夢は起業家

彼女の将来の夢は「心理士」でした。心理士になって、心の問題を抱えている人を助けたいという思いを持っていました。しかし今、彼女の夢は「起業家」に変わりました。
彼女はシニアハイスクールで心理学の勉強をしていた時、ふと「心の問題を抱えている人を助けることも大事だけど、心に問題を抱える原因になる、環境や社会を変えることの方がもっと大事なのではないか。心の問題を抱えることになる根本的な原因を解決することが大事なのではないか。」と考えました。

「私の周囲には貧困に起因する問題が原因で、心の問題を抱えている人が多くいます。だから、その根本問題となっている貧困を改善できるような起業家になりたい」と真面目な表情で私たちに話してくれました。
貧困の現状と環境を何としてでも変えたいという、彼女の熱意が伝わってきました。

彼女の今後

彼女は今年から私立サンカルロス大学(BS Entrepreneurship 起業学科)に進学して、本格的にビジネスや起業について学んでいきます。

貧困の現状を変えたいという、彼女の熱い思いや勉強に対する熱い思いが、この根強いフィリピンの貧困問題を変えてくれると信じています。