第20回はHERO’S HOUSE1のロベリンについて紹介します。

ロベリンは2005年生まれの12歳です。彼女はタランバン高校に通う高校1年年生です。とても人懐っこく、いつも弾けるような笑顔を見せてくれます。

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ロベリンの夢

ロベリンの将来の夢は、医者になって病気の人と家族を助けることです。フィリピンでも、医者になるためには長い年月と膨大な学費がかかります。また、医者の子供が医者になることが多く、貧困層から医者になるということは、非常に難しいことです。
しかし「非常に難しい」ということは「不可能」とは違います!DAREDEMO KIDSの中には他にも医者を目指す子供が多く、彼らの中から一人でもその夢を実現することができれば、多くの貧困層の子供たちの希望の光になることは間違いありません。

高級住宅地に住むロベリン一家

ロベリンの家は「village」と呼ばれる、高級住宅地の中にあります。villageの入口には24時間セキュリティーガードが常駐しており、住民かIDを預けた人しか中に入ることはできません。villageに入ると、日本でもなかなか見かけることのできないお屋敷が立ち並んでいます。では、ロベリンの家もそんなお屋敷なのでしょうか?もちろん違います。

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フィリピンの富裕層家庭では、家政婦を雇うことは珍しくありません。写真のような大きな家には、住み込みの家政婦が2,3人いることも珍しくありません。ロベリンのお母さんも、この高級住宅地の中の富裕層の家で家政婦として働いています。このvillageの奥に、そういった家政婦が住む貧困集落があり、電気も水道もないバラックが並んでいます。ロベリン一家はそんな一角に住んでいます。

身近にある貧富の差

DAREDEMO KIDSの多くが、ロベリンのように日々貧富の差を感じざるを得ない環境で生活しています。ロベリンの家は、写真の豪華なゲートから高級住宅地のなかを15分程度歩いた先にあります。毎朝毎晩、自分と同じ年齢の子供たちが、クーラーの効いた部屋の中でテレビを見たり豪華なご飯を食べている姿が窓越しに目に入ります。

不平不満を口にすることがありませんが、子供たちの中に「なぜ?」という気持は秘められています。この気持ちがマイナスに作用すれば、貧困のループを断ち切ることはできません。DAREDEMO KIDSはこの「なぜ?」のエネルギーをやる気に変え、自分たちの力で貧困から抜け出そうとしています。そして、自分たちのように貧困に苦しむ子供たちがいなくなる社会を作る一員となるよう成長しています。

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