第22回はHERO’S HOUSE2のジャナリン(ジャナ)について紹介します。

彼女は2008年2月27日生まれの小学4年生です。いつでも笑顔で元気な彼女はHERO’S HOUSE2のムードメーカーです。毎日学校から帰ってくると、誰よりも早くデイリーテストを受け、分からないところはきちんとフィリピン人スタッフや私たちに質問することで、着々と成績を伸ばしています。HERO’S HOUSE2の2期生である彼女は、1期生より日本語においては1年間の遅れがありますが、それを感じさせないほどの驚くべき吸収力で、日本語を学んでいます。

ジャナ個人 ジャナ2
                              2016年度は良い行動をしたことを学校から表彰されています。

将来は学校の先生に

彼女は将来、学校の先生になりたいと考えています。学校に行けない子どもたちを勉強を教えたいという思いとともに、家族がよりよい生活を送れるようにしたいという思いから、彼女は学校の先生になることを決めました。フィリピンで公立学校の教師になるためには、4年制大学を卒業し、教員免許取得のための試験と、教員採用試験の2つに合格する必要があります。Licensure Exam for Teachers(LET)という教員免許取得のための試験は2017年3月に行われた試験の場合、公立小学校志望者53,915名のうち合格者は5600名(10.39%)と非常に狭き門となっています。しかし、彼女にはまだまだ10年以上の時間が残されています。彼女がこれから努力し続ければ、このような狭き門も容易にくぐっていくことができるでしょう。

ジャナ1
英語の授業の一コマ。頑張って答えを書いています。

好きなものがいっぱい!

好きなものは?と聞くと、「ダンスに、数学に、英語に、日本語に、チキン・・・あと緑色とバレーボールと・・・」という風に彼女の好きなものはたくさんあります。そしてその1つ1つに理由や思い出があります。たとえば日本語は難しいからこそ、話せたり問題を解けたりしたときにとてもうれしいため彼女は好きになりました。好きなことを見つけるというのも能力の1つだと思います。嫌いなこと・できないことを数える人生よりは、好きなこと・やりたいことをたくさん見つけられる人生のほうが素敵な人生のように私は思います。そんな好きなものを見つけようとする思いと、豊かな感受性を持ったまま、彼女には成長していってほしいです。

ジャナ3
甘いものも彼女の好きなものの1つです。ご訪問者様からラスクをいただいて、満面の笑みです。

いつか日本に行ってみたい

彼女の今年の目標は、たくさんの人の手助けをすることです。家族、友達、先生などの周囲の人々に感謝の気持ちをもち、自分ができる限りのことをしていきたいと考えています。また、将来は家族と一緒に日本に行ってみたいという思いを持っています。その思いを叶えるために、彼女は今日も一生懸命勉強に励んでいます。