第23回はHERO’S HOUSE1のセカンデルについて紹介します。

セカンデルは2002年11月5日生まれの高校3年生です。タランバン高校に通う彼女は真面目に地道な努力を重ねるタイプです。先日も、学校でもクラスメイトのジェニーと協力して30枚を超えるスライドを使ったDNAに関するプレゼンを作成していました。日本語の授業では、熱心に授業に参加し、漢字やカタカナのテストを行うと彼女はいつも満点を取っています。1つ1つのことに一生懸命しっかりと取り組む姿勢が垣間見えます。

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将来はファッションデザイナーに

セカンデルの夢はファッションデザイナーになることです。彼女は、彼女がデザインした服を着た人が素敵に見え、幸せになれるような服を作りたいと考えています。この思いの原体験は、彼女が小さかった頃に絵を描くと、周りの人が喜んで、ほめてくれたということにあります。そして、彼女は絵を描くことが好きになり、多くの人を幸せにできる職業は何か?と考えた際に、ファッションデザイナーという結論に至りました。そんな彼女の美術の成績は高校に入ってから90点を割ったことがありません。これからもファッションデザイナーになる努力を続けていってほしいと思います。

ビレッジの貧困集落

セカンデル一家はビレッジと呼ばれる高級住宅街の中に住んでいますが、高級住宅に住んでいるわけではありません。ビレッジの奥に、貧困層の集落があります。その中で彼女は両親と弟、そして同じくDAREDEMO KIDSの妹ネスパーと暮らしています。彼女たちが家にたどり着くには、雨が降ると一面ぬかるみになってしまうような道なき道をしばらく歩かなければなりません。

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集落の中は高級住宅街とはとても思えない風景が広がっています。

人と一緒に過ごせることが幸せ

彼女にとって最も幸せなことは、家族や友達と一緒に過ごし、楽しいことを共有できることです。どんなこともみんなでやるから楽しいんだ!と彼女は言います。協力することはどんな仕事においても必要です。このような考えは近年、人間関係・家族関係の希薄化が社会問題となっている日本にいると、見失ってしまうことの1つのように思います。

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今後の夢は?

彼女の今後の目標はもっと勉強するために、しっかりと時間管理を自分ですることです。静かに努力を重ねる彼女ですが、まだまだ自分は努力できると考えています。彼女の努力が大きく実る日を期待しています。さらに、日本語授業での熱意が評価され、この秋に彼女は日本に行くことが決まりました。日本で様々なことを吸収してもらいたいです。その経験を糧に、彼女ならさらなる努力を重ねていくことでしょう。

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盆踊り大会では法被を着て、とてもうれしそうでした。