セブに住む日本人を悩ませていたのが、日本に比べて不便な医療機関や医療制度です。その問題を解決してくれる新しい病院がオープンしました!!

これまでの医療

日本と違い、フィリピンには国民皆保険制度がありません。そのため保険に入っていない場合、病気や事故で病院に運ばれた際、支払いができる保証(半額を払う等)をしなければ、診察をしてもらうことができません。
更に、大きな病院でも病院勤めの医者はほとんどおらず、病院内にクリニックを開院している形になります。そのためすべてが非常にややこしく、予約・診察・検査・治療・処方・支払いその他もろもろに非常に時間がかかってしまいます。体調が悪く緊急で治療が必要な際など、非常に不便な医療制度です。

日本での常識は、世界の常識ではない

例えば、日本で交通事故で病院に運ばれたとします。

日本の場合

①救急車が無料で病院まで運んでくれいます。
②救急病院で保険証を確認し、その場で支払いをしなくても治療をしてくれます。
③救急病院に設置された機材で精密検査がされます。
④輸血が必要な場合は、病院にストックされた血液で輸血をしてくれます。
⑤薬が必要な場合、病院にストックされた薬が投薬されます。
⑥手術が必要な場合、病院にいる外科医が執刀してくれます。
⑦支払いは限度額適用が認定され、膨大な医療費になることはありません。
⑧生命保険等の制度により速やかに医療費の助成等が可能です。

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フィリピンの場合

①私立病院の救急車は有料のためお金がない場合、数少ない公立の救急車を待たなければいけません。
②救急病院に運ばれても、手付金を支払わなければ治療がスタートしません。
③検査を受けることのできる病院を探し、予約を取ります。
④輸血が必要な場合は、親類や友人から同じ適応するドナーを探します。
もしくは高額のストック血液を購入します。
⑤薬が必要な場合、薬局で必要な薬を購入し、病院に持って行かなければいけません。
⑥手術が必要な場合、外科医を探し予約を取らなければいけません。
⑦日々様々な支払いが生じ、その都度支払いをしなければ治療が継続されません。
⑧生命保険等に加入している人は非常に少なく、膨大な支払いに苦しめられます。

それぞれのステップに非常に時間がかかるため、助かる命も助からない場合があります。更に、お金がなければ治療ができないという現実もあります。

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セブの医療機関の革命!!

様々な問題を抱えたフィリピンの医療機関に大きな革命が起きていると聞き、セブに新しくオープンしたMaayo Medicalを視察させていただきました。

日本流のシステム

Maayo Medicalでは、日本流のシステマティックな診療スタイルがとられており、従来のフィリピン流の病院のような無駄な待ち時間がありません。診察から検査、処方まで独自のシステムでスムーズに進められます。

院内で全ての検査が可能

これまでフィリピンでは、CTスキャンやMRIなどの精密検査を受けることができる病院が非常に少なく、予約がなかなか取れませんでした。Maayo Medicalでは日本のメーカーの精密機械をそろえており、スムーズに検査を受けることができます。更に血液検査も院内で受けることができ、検査結果も1時間程度で受け取ることができます。

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最新の医療機器

今回見学させていただいたうちのひとつ、デンタルクリニックでは日本でもなかなか見られない最新の診察台が取り入れられていました。また完全個室でプライバシーが確保されています。デンタルクリニック以外でも、様々な最新医療機器が取り入れられています。

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全ての人に医療を受ける機会を!!

このような素晴らしい医療機関があっても、フィリピンの全ての人々が利用できるわけではありません。フィリピンが貧富の差に関わらず、必要な医療を受けることができる国になることを期待しています。