先週の週末特別授業で、新奨学生5名が初めて日本語の授業を受けました。

まずは日本語で自己紹介

子どもたちに日本語を教える際に、DAREDEMO HEROではまず自己紹介からスタートします。自己紹介といっても名前や年齢だけではありません。将来の夢、そしてその理由を日本語で覚えます。
DAREDEMO HEROではご訪問者様に対して、子どもたちは必ず日本語で自己紹介を行います。その際に何度も何度も自分の夢とその理由を言葉にします。その度に子どもたちは何のために勉強をしているのか、自分の目標が何なのかを認識していきます。そのため、この自己紹介は非常に重要なものです。

「こんにちは、私の名前はニコールです。将来医者になりたいです。なぜなら病気の人と家族を助けたいからです。よろしくお願いします」

日本人にとっては簡単な文章ですが、日本語の知識のない小学3年生にとっては非常に難しい文章です。これから、何度も使うフレーズですので、一回一回言葉の意味を噛み締めて、志を高めてもらいたいと思います。

 
  

驚異の吸収力

自己紹介の次は簡単な挨拶です。HERO’S HOUSEでは様々な場面で日本語の挨拶が必要になるため、基本的な挨拶は必須です。授業だけでなく、日常的に日本語を使うことで、自然と日本語の挨拶を覚えていきます。
日本語の授業は1時間ですが、子どもたちの覚えが非常に早く、事前に準備していた内容はあっという間に終わってしまいました。そこで、単語の第一歩としてボディパーツを教えました。子どもたちにとっては全てが初めて耳にする単語のはずですが、身振りも付けて教えると12個のボディーパーツをすんなりと覚えてしまいました。

ちなみに私は3年以上セブで生活していますが、現地の言葉(ビサヤ語)でボディーパーツはひとつも言えません。子どもたちはまさに乾いたスポンジのようにどんどん日本語を吸収しています。

 

勉強は楽しい!!

週末特別授業では、日本語だけでなく英語と数学も教えています。どの教科を見ても、子どもたちは非常に楽しそうに授業を受けていました。普段学校では、一クラスに40人~50人の生徒がおり、先生が一人一人の理解力に合わせて授業を進めることはできません。そのため一度つまづいてしまうと、授業についていけなくなってしまいます。
HERO’S HOUSEでは、それぞれの理解力、スピードに合わせて丁寧に指導しているため、子どもたちは「分かる楽しさ」を体感することができます。子どもたちがもっともっと「勉強は楽しい!」と思えるように、それぞれに合った指導を進めていきたいと思います。