フィリピンは日本に比べ、〇〇製品の使用率が高いです。たとえばどのようなものがあるのでしょうか。

〇〇製品がたくさんある!?

フィリピンでは、ビニール袋が様々に活用されています。(詳細はこちらをご覧ください。)フィリピンは、日本に比べてビニール袋をはじめとするプラスチック製品が多用されています。たとえば、次のようなものもプラスチック製のものを多く見つけることができます。

お皿・お碗などの食器

日本でも、学校の給食などでプラスチック製の食器を使うことがあります。フィリピンでは、多くの家庭でもプラスチック製の食器がつかわれています。子どもたちが昼食を食べる際にも、プラスチックのお皿とお碗を使います。お碗は1個50ペソ(約100円)程度で購入でき、汚れも落ちやすいことから重宝されています。


お皿・お碗・コップ全てがプラスチック製です。

イス

写真のようなプラスチックのイスは、背もたれの有無などの差はありますが、学校・警察署・役所など様々な場所で見ることができます。DAREDEMO HEROでもHERO’S HOUSE1の食堂やHERO’S HOUSE2のイスはプラスチック製のものを使っています。1脚250ペソ(約600円)程度で購入することができ、金属製などのものよりも軽いことから重宝されています。

 

子どもたちの家にもこのプラスチック製のイスはあることが多いです。家庭訪問に行くと、たとえイスが1脚しかなかったとしても、椅子を勧めてくれます。このイスは、やはり金属製の脚がついているものに比べれば、脚部分の強度が低いです。そのため、私KANは、座るたびに脚を折ってしまうのではないかとヒヤヒヤします。今まで8か月間には、一度も折ったことはないですが、もはや時間の問題かもしれません。

 
太ももは乗らず、脚が1センチほど沈み込みます。イスがかわいそうになってきます。

海洋汚染とダイオキシン問題

たくさんのプラスチックが日常的に使われているということは、それだけたくさんのプラスチックごみが出ているということです。フィリピンではプラスチックを燃やす際に出るダイオキシンを発生させないために、ごみの焼却処分が認められていません。さらに、不名誉なことに、フィリピンは海洋汚染の原因となっている国のトップ3に入っています。この汚染源はプラスチックごみです。


廃プラスチックも、売れば、収入源の1つになります。

現在フィリピンでは、環境保護の新法の制定が進められています。また、日本のリサイクル企業がリサイクルプラントを運用する(詳細はこちらをご覧ください。)など、環境保護に向けた取り組みは進められています。さらに、プラスチックバックではなく、紙袋の利用が推進されており、セブ市では水曜日と土曜日は、ノー・プラスチックバックデーになっています。

このような環境への配慮が一般的になることによって、食器やイスも陶製や金属製・木製へと変化していくかもしれません。現在の普通の光景が、人々の意識の変化によって、10年後、20年後にどのように変化していくのでしょうか。