今回はフィリピン人スタッフ・マーニーからの寄稿記事です!フィリピンの街中でよく見る「Soft Opening」の表記。ソフトオープンとは何なのでしょうか?

ソフトオープンとは?

ソフトオープンとは、開業までの準備がきちんとできているか、サービス方法などに問題はないかなどのことを確認するために行われるものです。セブでは、ほとんどのお店でソフトオープンが行われています。ソフトオープン期間は準備期間のような位置づけであるため、利用できるサービスが限られていることが多いです。さらにソフトオープン中に訪れた、顧客から意見を聞き、問題を改善すると同時に、ニーズに合ったサービスをグランドオープン時に提供できるように準備するのです。また、広告を掲載したり、クーポンを発行したりすることによって、集客を行う期間でもあります。

カフェ併設のランドリーショップ!?

最近、HERO’S HOUSE1の近くにランドリーショップがオープンしました!このランドリーショップの特徴は、日本のコインランドリーの役割に、クリーニング店とカフェを併設したような営業形態であることです。

 

フィリピンの一般的なランドリーショップは、洗濯物を持っていくと、洗濯・乾燥して、折りたたんだうえで返却してくれることが多いです。日本のコインランドリーのような自分で洗って、自分で乾燥という形はまだまだ珍しいかもしれません。さらに、洗濯が終了するまでの間、併設のカフェでのんびりと過ごすこともできます。現在、グランドオープンに向けてアイロンがけなどのサービスを検討しているとのことでした。

 
カフェゾーンではジュースや紅茶などを買うことができ、椅子に座ってのんびりと待つことができます。

料金は、セルフサービスは7キロまで150ペソ(約340円)、従来のように洗濯・乾燥・折り畳みを行ってもらう場合は、180ペソ(約410円)です。ちなみに、7キロというと4人家族の1日分の平均洗濯量といわれるほど大量です。日本に比べると、非常にリーズナブルな価格で洗濯できます。また、洗剤や柔軟剤も各10ペソで販売しており、セルフサービスの場合には洗剤の持ち込みもOKです。

ホームランドリーサービスも

また、店舗型のランドリーサービスで働くのではなく、自宅で他の人の洗濯物を洗濯して、収入を得る人々もいます。貧困層の人々が行う仕事の一つでもあり、特にランドリーサービスの店舗まで遠い場所では、重宝されています。日本ほど家庭に洗濯機が普及していないため、多くの場合は手洗いで洗濯を行います。

このホームランドリーサービスの相場は、最低350ペソ程度です。シーツやバスタオルなどの大きなものが増えるにしたがって、洗う人と依頼する人の間で直接、値段交渉を行います。決して、安定した収入とは言えませんが、2時間から5時間ほど洗濯をすることで平均的な日給程度の額を稼ぐことができるため、貧困層の人々にとっては、非常に良い仕事なのです。

現在、ソフトオープン中のランドリーショップは、グランドオープン時にどのようなシステムになるのでしょうか。また、フィリピンの従来のランドリーショップや、ホームランドリーサービスで収入を得ている人々に、このような営業形態はどのような影響を与えるのでしょうか。いつの日か、フィリピンにも日本のような無人コインランドリーが出現する日が来るかもしれません。