南国といえばココナッツ!ここフィリピンでも国民の間でとても親しまれています。
現地スタイル!ココナッツの楽しみ方
つい先日、HERO’s HOUSE1にあるココナッツが獲れごろだ!ということでフィリピン人スタッフたちが現地でのココナッツの楽しみ方を教えてくれました。
100%ココナッツジュース
まず収穫したココナッツの上部分を、薄い皮が見えるまで削っていきます。ココナッツの皮はとっても分厚いのでこれにはとても力が必要です。皮が見え始めたらその真ん中に穴を開け、ストローをさせば、100%天然のココナッツジュースの完成です!
私は初挑戦だったのですが、甘いのかなと思いきや意外とあっさりしていて飲みやすかったです。
ココナッツミルク
実の中のジュースをすべて飲みきったら今度はこれを真っ二つにし、中にある白い部分をくり抜いていきます。
くり抜いた部分を容器に入れたらなんとそこに投入したのが・・・
大量のコンデンスミルク!!!なんせ甘いものが好きなフィリピン人、ここぞとばかりに投入します。
そして完成したものがこちら!
飲んでみるとこれもまた意外や意外で丁度良い甘さでした。
また残った分厚い皮までも利用することが可能です。以前の記事でも紹介しています。
「ピカピカな床の秘密は●●だった!?」
国をあげてのココナッツ産業
このように身近なココナッツですが、実は国内消費よりも輸出量の方が多いです。その理由の一つとして国がココナッツ庁(Philippines Coconut Authority)という政府機関を設立し、この産業を全面的に奨励していることが挙げられます。
ココナッツ庁は1973年に設立され
・貧困削減を目的とした小規模ココナッツ農家コミュニティーの生産力や収入の増加
・急速で包括的、かつ持続的な経済成長
・環境問題、気候変動の緩和
を軸とした様々なプロジェクトを行っています。
このような働きもあり、フィリピンはココナッツの生産量は第2位、ココナッツオイルの生産量は世界第1位とココナッツ大国なのです。
フィリピンでのココナッツオイルの使い方は?
そんな生産量世界第1位のココナッツオイル。現地の人たちはどう使うのでしょうか。
ヘアオイル
紫外線が多く髪にも負担がかかるフィリピン。そこで現地の女性たちはココナッツオイルをヘアオイルとして使ってます。シャンプー後のトリートメントや、シャンプーに混ぜて使うのだとか。
マッサージオイル
フィリピンといえばスパ。ココナッツオイルを使ったマッサージを売りにしているお店がセブ島でもたくさん見られます。またお風呂上がりに顔や体に使うことでセルフの保湿もできてつかがってが良いそうです。
調理油として
料理に使う油として使えます。
スーパーで1ℓ約500ペソ(約1050円)で購入できます。他の油に比べると少し高めの値段設定でしたが、日本で人気のものだと500ml弱で2000円ほどするので、比べてみるとかなりお得です。
使い方いろいろなココナッツ。皆さんも是非お試しください!