日本人の必需品といえばハンカチ・ティッシュですが、フィリピンの人たちの必需品はなんでしょう?

みんな持ってる!除菌用アルコール!

そうなんです。実はフィリピンの人たちの必需品といえば除菌用アルコール。日本でもよく見かけますが、フィリピンのスーパーやドラッグストアには日本とは比べ物にならない種類のアルコールが置いてあります。そして一家に1つはアルコールが常備されていたり、携帯用にもみんな持ち歩いている様です。

 
DAREDEMO KIDSも持ち歩いていました!

いつ、なんのために使うの?

なんでアルコールをしょっちゅう使うの?とフィリピン人スタッフに尋ねてみたところ、「毎日使うお金にはたくさん細菌が付いているからだよ!」だそう。繰り返しいろんな人の手に触れ使われているものですから、確かにその都度消毒をするのは衛生的に良いことですよね。他にも、ガーデニングをした際や動物の触れ合った後、もちろん外での食事の前にも使うそうです。


フィリピンでは手でご飯を食べることもしばしば。手前の男性たちも手を使って食事をしています。

また、よくフィリピンの人は余り手を洗わないと言われがちですが、必ずしもそうではありません。手を洗わない代わりに使うのではなく、プラスアルファでより手軽な除菌方法としてアルコールは親しまれています。

ちなみに全てのアルコールには濃度表記があるのですが、70%以上で完全な除菌が可能なんだとか。また、濃度だけではなく種類によって持続時間等も違うので自分の好みにあったものが選べます。

また、その使用用途は除菌だけではなく、中にはコロンとして使う人もいます。

写真の様なジェルタイプのものはサニタイザーと呼ばれ携帯用によく使われるのですが、香り付きのものが多く香水の代わりにいい匂いをさせるためにも使うそうです。ただ、実際に使った感想としては、手に出した瞬間は匂いがするものの、なじませてしまうとそんなに気にならなくなります。食事前に使うときには良いですが、コロン代わりとなると持続効果は低いのかも、、、しれません。

フィリピンの衛生問題

この様にアルコールが気軽に使われているこの国ですが、それでも衛生問題は深刻な国内問題となっています。国連児童基金(UNICEF)によるとフィリピンは腸内寄生虫感染率が67%で、東アジアの国々の中で最も高い割合だそうです。子供の頃に水質やトイレ、衛生環境の悪い中に長い間晒されることで発育が妨げられたり十分な教育の成果が出にくかったりするだけでなく、5歳以下の子どもの最大の死亡原因である下痢を引き起こす要因ともなります。

衛生に気をつける人々が多い一方で衛生問題が未だ深刻である現状からは、やはり衛生環境が未だ完全に整っていないことがうかがえます。全ての国民が安心して使える安全な衛生システムが整うことを願うばかりです。