カトリック教徒の家に生まれた子どもが参加する、ファーストコミュニオン。DAREDMO KIDSのアンドレアとジーアが参加した様子を見学してきました。

ファーストコミュニオン

国民の90%がキリスト教徒で、その中でも大半をカトリック教徒が占めるフィリピン。先日、HERO’S HOUSEの近くの教会で行われたファーストコミュニオンという儀式にDAREDMO KIDSのアンドレアジーアが参加しました。


左:アンドレア 右:ジーア

カトリック教徒の間に生まれた子どもは生まれてすぐにキリスト教の洗礼を受けます。そしてそこから1人前の信者になるために子どもたちはいくつかの儀式を段階的に経験するのですが、このファーストコミュニオンは洗礼後の2番目の儀式となります。
国にもよりますが、フィリピンでは儀式に参加するのはだいたい小学校2・3年生の子どもたちです。本人の意思でカトリック信者になることをここで宣言し、この時にキリストの体の象徴であるパンを初めて教会で受けます。


たくさんの子どもたちが参加していました。           教会内では一般信者用にもパンが配られていました。

貧困層が抱える悩みはここにも・・・

儀式の際、女の子は白いドレス男の子はスーツに身を包みます。これらの衣装は各家庭でそれぞれ準備するものなのですが、こういったものは安く手に入るものではありません。

また、儀式に参加する上で教会に花束や果物を寄付することも必須なので事前に用意する必要があります。毎日の生活だけでギリギリな貧困層にとってはとても大きな出費であり、お金がないためにこの儀式に参加できない子どもがいるのが現実です

このファーストコミュにオンだけではなく、カトリック教では洗礼を受ける際も、またこのファーストコミュニオンの後に行われる儀式に出席する際も何らかの形でお金がかかります。
お金がないためにこういった儀式に参加できないと、1人前の信者として認めてもらえず、教会での宗教的な結婚ができない(*1)などのキリスト教ととして生活してくのに困難が生じます。(*1 フィリピンでは法的な結婚と、教会に届け出る宗教的結婚があります)

貧困であるがゆえに、普段の生活だけでなくこういった宗教の信仰でさえ難しくなるのです。

12歳のジーア

今回ファーストコミュニオンに参加したDAREDEMO KIDSのジーアは12歳。本来であればもうすでに儀式に参加しているはずでしたが、彼女もやはり、家庭の経済状況によってずっと参加できずにいました。当団体で支援を始めて、やっと晴れ舞台に参加できた彼女は、この日はいつも以上にとても輝いて見えました。

このように、貧困であるがゆえにできないことが多い子どもが一人でも少なくなるよう、当団体はこれからも活動を続けて行きます!