国民の90%がキリスト教のフィリピン。街中でもよく教会を目にしますが、そんな中セブ島には道教寺院が存在します。

道教寺院 タオイスト・テンプル

高級住宅地、ビバリーヒルズの中にあるタオイスト・テンプル。ここは1972年にセブに住む中国人コミュニティーによって建設された、老子を祀る寺院です。
ここは信者以外も入場することができるため、少しアクセスは悪いですが観光スポットとしても人気の場所です。

多くの観光客がここを訪れる理由は、ここからセブ市内が一望できるから。標高約300メートルの高さに位置しているので、セブ市内だけでなく、天気が良いとマクタン島まで見ることができます。


手前には高級住宅地、左奥に見えるのは富裕層御用達のウォーターフロントホテル、さらにその右手に見えるのがITパークです。

敷地内の様子

まず入ると見えるのエントランスの門。これは中国の万里の頂上を模したものだと言われています。

中に入ると、まさに私たちのイメージする、ザ・中国のような建物の数々。入ってすぐにいる大きな龍が特徴的です。

敷地内には、チャペルライブラリーウィッシングウェル(願い井戸、コインを投げてお願い事をするところ)、またお土産やさんもあります。


屋根の塗装中。                       シスターが観光に来ている面白い光景。


建物に入ると完全に中国に来たよう。                シーサーのような石像もありました。

なぜセブ島に道教寺院?

なぜセブに中国人コミュニティーによって建てられたこのような建物が存在するのか、それはセブには中華系の富裕層がとても多いからです。このタオイスト・テンプルがある、セブでナンバーワン高級住宅地と言われるビバリーヒルズも、その住民のほとんどは中国系の人々です。

ちなみに、セブ市内の巨大ショッピングモールで有名な企業SMの創業者や、国民に大人気のJolibeeの創業者、またセブパシフィック航空の創業者華僑です。
少し意外な気もしますが、フィリピンはこのように中国系の人々の活躍が目立つ国でもあります。

このように他国からの異文化も垣間見れるフィリピン。海外でその国のものではない異文化に触れてみるのも、新たな発見があり面白いかもしれません。