DAREDEMO HEROでは子どもたちの生活を把握するため、定期的に子どもたちの家庭訪問を行っています。

子どもたちの真の姿

DAREDEMO HEROをご訪問いただく多くの方々からよく
「この子どもたちは本当に貧困層なんですか?」
と聞かれます。
確かに、DAREDEMO KIDSはいつもきれいな服を着て、自信に満ち溢れた表情をしているため、決して貧困層には見えません。疑問に思う方にはぜひ、子どもたちの家を訪問していただきたいと思います。子どもたちの多くは、日本人から見れば小屋のような家で、家族みんなで肩を寄せ合って生活しています。電気や水道のない家もあります。

「貧困層が貧困層に見えなくなる」そんな変化を伴う支援が、DAREDEMO HEROの支援なのです。



奨学生の一人ジャネットの家

家庭訪問の重要性

家庭訪問を行うにはたくさんの意味があります。

子どもたの安全を確認

子どもたちの多くは貧困集落の中で生活しています。都市部の貧困集落というのは往々にして薬物や売春など様々な問題があります。子どもたちの目の届く場所に、そのような危険な環境がないか、仮にあったとしてもそれを守る周囲の環境が整っているのかを確認する必要があります。

親の意識を確認する

家を見れば、親の意識が分かります。家の中がしっかりと整理されているか、子どもたちの賞状やメダルが飾られているか、お酒の空き瓶などが散乱していないか。確認する項目はたくさんあります。問題があれば、すぐに親と相談し、改善に向けて指導をしています。

学習環境の確認

子どもたちは、もちろん日本の子どもたちのように自分の部屋や学習机がありません。そんな中でも、少しでも家で勉強ができる環境があるかないかを把握することは非常に重要です。机などの物質的なものだけでなく、周囲の環境や家庭環境から、家で勉強することが難しい子どもは、HERO’S HOUSEで勉強することを勧め、子どもたちが勉強できる時間を確保しています。

子どもたちの生活

DAREDEMO KIDSの子どもたち、誰の家を見ても日本の価値観でいう「幸せ」には程遠い生活かもしれません。電気がない、水道がない、台所がない、子ども部屋がない、机がない。ないものにフォーカスしてしまえば、まさにないものだらけです。

しかし、現代の日本家庭にはないものがたくさんあります。水道がなければ、水汲みは子どもたちの仕事です。子どもたちはそれ以外にも率先して家の手伝いをします。家族が協力しなければ、ご飯を食べることができないのです。
携帯やテレビがないため、夜は家族でおしゃべりをして過ごします。部屋はひとつしかないため、家族全員で仲良く眠ります。自然と家族の絆が深まります。

たとえ僅かでも家族のためにお金を稼いでくれるお父さんはヒーローで、少ないお金で家族においしいご飯を作ってくれるお母さんもヒーロー、そのお手伝いをする子どもたちもみんなヒーローなのです。

 

より良い支援のために

家庭訪問は、子どもたちの問題をいち早く把握し、改善に向けてのアプローチをする最善の手段です。さらに子どもたちを取り巻く環境を知ることで、さらにこの子どもたちに明るい未来を、この地域に明るい未来をという思いがスタッフの中でも高まります。

今後も、子どもたちの家庭訪問を続け、より良い支援を追求していきます。