3年間、子どもたちが通い続けたHERO’S HOUSE2から、ついに出ていかなくてはいけません。

想いでのたくさん詰まった教室

HERO’S HOUSE2には子どもたちの思い出がたくさん詰まっています。しかし、これまで借りていたバランガイホール(村役場)内の一室を、他の事務所として使うことが決まってしまい、そのHERO’S HOUSE2を今週末で出ていかなくてはなりません。

▶これまでの流れはこちらをご覧ください「HERO’S HOUSE2のゆくえ」

3年前、HERO’S HOUSE2の設立が決定した時、私たちは大きな問題を抱えていました。HERO’S HOUSE2のあるLUZ地区は、決して治安のいい場所ではありません。さらに木造住宅が密集しており、大規模な火災も頻繁に起こっていました。そのため、子どもたちが安心して学べるセンターを確保することができなかったのです。

私たちが困っていることを、当時のバランガイキャプテンに相談した際、前キャプテンより役場の一室の利用を許可していただきました。しかし、今回選挙によりキャプテンが代わり、今回のような事態になってしまいました。


HERO’S HOUSE2のあるLUZ地区

仮の場所への移転

今回、移転に際してLUZ地区の隅から隅まで、次期HERO’S HOUSE2としてふさわしい場所を探しました。しかし、下記の条件を満たす物件はいくら探しても見つかりませんでした。

・学校から近い場所
・大きな道を渡らずに通える場所
・周辺に危険なポイントがない場所
・家賃が高額でない場所
・子どもたちが勉強するに十分なスペースが確保できる場所

しかし、退出期限が刻々と迫る中、唯一子どもたちの安全と安心が確保できる場所が見つかりました。家賃は予算を大幅に超えていますが、子どもたちの安全が第一です。

ひとまず仮の場所に移転し、じっくりと最適な場所を見つけることに決め、今週一週間移転作業を行いました。HERO’S HOUSE2スタート時にもお手伝いいただいたチームに今回もお世話になり、今あるすべての備品を運び終えました。

 

全ては子どもたちのために

私たちは、子どもたちに「夢を持つことのすばらしさ」そして「努力をすれば必ず夢が叶う」と伝えてきました。DAREDEMO HEROで支援する子どもたちは、これまでにも周囲の環境の変化により、たくさんのことを諦めてきました。

・親の失業により、学校に通うことを諦めた子ども
・親に捨てられ、親からの愛を求めることを諦めた子ども
・兄弟のために、お腹いっぱいご飯を食べることを諦めた子ども
・貧困がゆえに、宿題に必要な文具が買えず、宿題を提出することを諦めた子ども

そんな子どもたちに、DAREDEMO HEROは夢の実現をサポートすることを約束しました。

今回のようなことで、子どもたちの希望の光を消すわけにはいきません!

子どもたちが安心して学び続ける環境をDAREDEMO HEROでは確保していきます。現在仮の場所への移転となりますが、今後クラウドファンディングを開設し、子どもたちが安心して学べる理想のHERO’S HOUSE2を作り上げていきたいと考えています。
※詳細は後程お知らせいたします。

引き続き皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

 
複雑な気持ちを抱えながら、子どもたちも引っ越しの手伝いをしてくれています