10月末の日本招へい旅行に向けて、着々と準備が進んでいます!

日本に行くということ

DAREDEMO HEROでは2015年に7名2017年に4名を対象に日本研修旅行を行っています。日本では高校生の修学旅行が海外であったり、家族での海外旅行が珍しくありません。しかしここフィリピンで、しかも貧困層にとって、海外旅行は夢のまた夢なのです。

 

子どもたちの住む世界

子どもたちの生活は、日本人の私たちに想像できないほど質素なものです。子どもたちの家にはシャワーやお風呂はありません。子どもたちは桶にためた水で体を洗います。食事はごはんと缶詰やインスタントヌードルなどが主流です。

休日は家族で教会に行って、その後は家でゆっくす過ごします。家族で外食をしたり、旅行に行くこともほとんどありません。そんな子どもたちにとって、日本での経験は全てが新鮮で驚きの連続となります。

 

事前学習から大盛り上がり

これまでの日本研修旅行の経験から、子どもたちにとって事前学習が非常に大切であることを感じました。今回も、参加する4名で大阪・広島につて事前学習を行い、自分たちで行きたい場所・食べたいもの・体験したいことを選びました!

子どもたちの食べたいものランキング

1位 お好み焼き・たこ焼き
2位 焼肉
3位 ラーメン
4位 牛丼
5位 大判焼き

子どもたちの行きたい場所ランキング

1位 広島原爆ドーム 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館
2位 海遊館(水族館)
3位 ユニバーサルスタジオ・ジャパン
4位 宮島 厳島神社
5位 現地学校(高校・大学等)

広島に対する想い

今回子どもたちが決めた一番行きたい場所は「広島」でした。フィリピンの歴史の授業は、小学校では主にフィリピンの歴史を学びます。世界史の授業が始まるのは高校に入ってからです。ちょうど子どもたちも学校の歴史の授業で第2次世界大戦や、太平洋戦争について学んでいるようです。

子どもたちにとって、とても親しみのある日本で、かつてあのような悲劇が起こったことが、強く印象に残っていたようです。子どもたちは戦争で壊滅的な被害を受けた広島が、どのように今の美しい街に復興していったのかが知りたいと言っていました。

子どもたちの強い希望もあり、今回大阪が拠点となるため、少し足を延ばして広島にて「平和学習」の時間を取りたいと思っています。

子どもたちが日本で学んできたこと

これまで11名の子どもたちを日本に連れていき、それぞれが大きく変化しました。日本に行った子どもたちが皆驚くことは、日本のゴミひとつない街並みと、すべてが規律に従って動いていることです。

DAREDEMO HEROでは子どもたちに「ごみのポイ捨てはいけない」「時間を守らなければいけない」など、基本的な道徳を伝え続けています。しかし、フィリピンではごみのポイ捨てが当たり前で、遅刻も当たり前です。フィリピンの貧困地区での常識しか知らない子どもたちに、グローバルスタンダードを理解してもらうことは、非常に困難です。

しかし、日本に行った子どもたちは一瞬でその重要性を理解できます。そして自国に戻ってからもその大切さを周囲に伝え、自分自身もグローバルスタンダードを守り続けようと努力しています。さらに、別の世界を知ることで知的探求心が深まり、自ら様々なことを調べたり学んだりするようになります。

 
昨年の研修報告会の様子

▶詳細はこちら「日本ではどんなことを感じた?」

より充実した研修のために

現在、パスポートやVISAの取得など着実に準備を進めています。しかし、その中で費用面の課題がクリアできていません。特に子どもたちの希望する以下の費用が足りません。

・広島平和学習のための移動費(新大阪⇔大阪の新幹線代)
・平和学習に関する資料館入館料、移動費等
・ユニバーサルスタジオ入場料
・海遊館入館料
・あべのハルカス・空中庭園入場料
・天王寺動物園入園料
・子どもたちの日々の食費

これらは全て、予算の応じて今後スケジュールを組んでいく予定です。

子どもたちの日本滞在が、より有意義なものになるよう、皆様のご支援・ご協力よろしくお願いいたします。