先日ご支援者様よりお招きいただき、21人の子どもたちがクラシックコンサートを鑑賞させていただきました!
子どもたちにとって・・・
今回参加した子どもたちの中には、クラシックコンサートを鑑賞するのが2回目の子どももいます。というのも、昨年の12月にもご招待いただき、鑑賞の機会をいただいたからです。
その際、参加した子どもたちは参加できなかった子どもたちに、クラシックコンサートのすばらしさを伝えたため、前回よりもたくさんの子どもたちが参加することになりました。
▶詳しくはこちらクラシック音楽を初体験!?
今回初めて参加する子どもたちは、クラシック音楽がどんなジャンルなのかも知りません。子供たちにとってクラシック音楽は馴染みのないものです。コンサートに行くこと自体も初めての経験で、子どもたちは緊張の表情を浮かべていました。
コンサートの前に・・・
コンサートに行く前にスタッフの方からコンサートのマナーをしっかりスタッフから教えました。
1. 私語は慎む
2. 飲食厳禁
3. 拍手のタイミング
私たちにとってこのマナーは当たり前のことです。しかし、貧困層の子どもたちにはこのようなマナーを学ぶ機会がありません。これからの人生で、コンサートなどに行く機会があった際に、失礼にならないように、マナー教育はとても大事なのです!
コンサートのプログラム
今回は「Wondering around the World Concert」というテーマでモーツアルトやベートーヴェンなどの様々な国の特色ある音楽がバイオリン、ビオラ、ピアノ、サックスなどの楽器で演奏されました。また、ソプラノやテノールの歌声もとても素敵で、子どもたちは終始とても楽しそうに鑑賞していました。
そして、最も盛り上がったのが「Happy Birthday Variation」のコーナーでした!実はこの日、ザーラが誕生日だったのです!様々なHappy Birthdayソングが演奏されるたびに子どもたちみんながザーラに向けて手拍子を打っていて、ザーラをはじめ子どもたちみんながとても嬉しそうでした!
子どもたちはとても楽しんでいました 右から2番目がザーラです!
子どもたちにコンサートの感想を聞くと、たくさんの子どもたちが「The Cat That Lived a Million Times」の語りが面白かったと言っていました。日本でとても有名な「百万回生きたねこ」が英語で語られ、場面に合わせて音楽も演奏されて、子どもたちは夢中になって聴いてきました!
「The Cat That Lived a Million Times」
最後に・・・
貧困は、子どもから最低限の生活を奪うだけでなく、学びの機会、さらに様々な経験を積む機会を奪います。何とか衣食住を賄えても、今回のような情操教育の機会を与えられる貧困層は非常に少ないです。子どもたちにとって経験は、世界を広げるためにとても大切なものです。
DAREDEMO HEROを通じて、様々な経験を積み、子どもたちの世界は日々広がっています。
子どもたちに貴重な経験をご提供いただくご支援者様に、心より感謝申し上げます。