今回の子どもたちの日本行きは、たくさんのスポンサー様からのご支援があり実現することができました。中には高校生によるご支援もあり、今回その活動をご紹介いたします!

学園祭での取り組み

桜丘中学・高等学校の皆さんは、これまでにも何度もHERO’S HOUSEをご訪問いただき、子どもたちと交流を深めていただいております。そのような関係から、今年HERO’S HOUSEをご訪問いただき、子どもたちと交流をされる生徒さんが、学園祭である桜華祭での売り上げを日本行きの費用にとご寄付くださいました。
桜華祭では、準備したフレンチトーストは完売し、その売り上げで、4人の子どもたちが広島での平和学習を行うことができました。

 

研修旅行で学んだこと

先日、この取り組みに参加していただいた桜丘中学・高等学校の皆さんがHERO’S HOUSEをご訪問されました。4人の子どもたちは、直接皆さんにお礼を言いたいということで、日本での経験をまとめて感じたこと、学んだことを生徒さんに発表させていただきました。

特に、広島平和学習では学ぶことが多かったようで、オバマ大統領の慰霊の際のエピソードや、佐々木禎子さんの話、被爆後の復興の話などとても詳しく報告させていただきました。

百聞は一見に如かず

子どもたちは戦争について教科書では学んでいます。しかし、教科書からではその当時に生きた人々、そして死んでいった人々の心の痛みを知ることはできません。資料館に展示されている数多くの遺品は子どもたちの心に大きな衝撃を与えたようです。

子どもたちの日常は、決して恵まれているとは言えません。しかしながら、自分を大事に思ってくれる家族がそばにいること、たくさんの人々に支えられ、学校に通って勉強ができることを子どもたちは日々感謝して生きています。
しかし、毎日当たり前のように繰り返される日常に慣れてしまうと、感謝の気持ちを忘れてしまうことがあります。広島での経験は子どもたちに改めて、今ある日常がいかに尊いもので、人々に感謝して生きていかなければいけないかを再確認させてくれたようです。
そして、戦争のない平和な世の中が、いかに大切であるかを深く考えることができました。

変化を伴う支援

当団体の理念の一つに「支援とは変化を伴うものでなければいけない」というものがあります。今回の生徒さんの取り組みによるご支援は、4人の子どもたちを大きく変化させました。その変化を実際に生徒さんにご覧いただく機会をいただけたことに感謝しています。

子どもたちからの恩返し

日本の歴史を、フィリピン人の子どもから日本の生徒さんにお伝えするのは何か矛盾があるかもしれません。しかし、フィリピンの子どもたちだからこそ感じたことがあるかもしれません。フィリピンでは未だに紛争や銃撃戦などが起こっています。いつ情勢が悪化し、平和な日常を脅かすかもわかりません。

だからこそ、日本人よりも平和な日常の重要性を深く理解できます。その想いを今回ご支援いただいた生徒さんにお伝えすることは、子どもたちにできる恩返しだと思います。

これからも、お互いに学びあう有意義な交流を続けていければと思います。
桜丘中学・高等学校CL2年生の皆さん、本当にありがとうございました!