11月に6%のインフレーションが起こったフィリピン。物価の高騰により、今年のクリスマスは多くの人が節約をして過ごしました。

そもそもインフレーションとは

ニュースや新聞などでよく目にするインフレ―ションという言葉ですが、そもそも何のことを言っているのでしょうか。
インフレーション(inflation)は物価水準が継続的に上昇し続ける現象のことで、端的に言えば、モノの価値が上がりお金の価値が下がることです。そのため、インフレーションが起こることで、困るのはモノを買う消費者なのです。

物価が高騰!

1年前と比べ、ハム・Queso de bola(周りが赤いろうで覆われた丸いチーズ)・フルーツカクテル・クリームは約5%ジュースは少なくとも10%ソーダは驚くべきことに45%という非常に大きな値上がりをしました。
値上がりした食品はフィリピンのクリスマスのお祝いには欠かすことのできないものばかりです。


アジア圏でインフレーションが起こった国の中でもフィリピンがダントツです。

インフレの影響

フィリピンの家庭では、親戚がたくさんいるため親戚みんなにプレゼントを贈るのが一般的です。しかし、インフレーションが起こった影響で一家族に1つのプレゼントしか買うことができなくなった人がたくさんいます。

また、フィリピンで12月は「13month pay」と言って1か月分のお給料を余分にもらうことができるという習慣があります。日本でいうボーナスのようなものです。しかし、インフレーションが起こることで物価が上がり、お金が動かなくなってしまい会社の利益が減ってしまった場合、お給料を毎月の2倍払う雇用者側にとっても、このインフレーションは大きな弊害になってしまったでしょう。


セブでは9月から街がクリスマスデコレーションで溢れます!

まとめ

お祝い事が大好きなフィリピン人にとって、今回のインフレーションは大きな事件となったでしょう。
日本よりも物価の安いフィリピンですが、特に貧困層はモノの値段が少し上がるだけでも生活に支障が出てしまいます。
今年のクリスマスは、お祝いには欠かせない食品の高騰により豪勢なお祝いができない家庭が増えてしまったでしょう。
今後、これ以上の大きなインフレーションが起きないことを願うばかりです。