フィリピンに入国する際のルールとその理由とは?知らないと空港で焦るルールをチェックしましょう!

帰りのチケット

フィリピンに入国する際には、必ずフィリピンから出国する航空券(帰国用の航空券、もしくは第3国への航空券)が必要となります。日本からフィリピンへ渡航する場合には、チェックインカウンターでeチケットの提示が求められます。フィリピンに滞在し、永住権を取得している人を除いて、すべての外国人は出国する予定が必要なのです。

15歳未満の外国人渡航者の入国

15歳未満の外国人が、親の付き添いなしにフィリピンに入国するのは、簡単なことではありません。
フィリピン大使館のホームページには、

15歳未満の外国人未成年者が、単身または親の付き添いなしにフィリピンへ渡航した場合は、フィリピン入国管理法 (1940年施行) 29項(a)(12) により、入国を許可されません。
この規定から免責されるためには、未成年者の親(または親権者)が、未成年者が単独あるいは、正式に指名を受けた付添い人と共に渡航することに同意するという、宣誓供述書の作成が必要になります。未成年者のフィリピンでの滞在先の所在地、一緒に滞在する者が誰であるかも明記してください。
この宣誓供述書は、フィリピンの空港・港での入国審査の際に提出してください。15歳未満の者が単身または親の付き添いなしでフィリピンへ渡航することの禁止事項から免責されるためには(Waiver of Exclusion Ground, WEG)、ビザ取得の要・不要にかかわらず、必ず宣誓供述書を提出することが必要になります。

とあり、親の同行がなければ、宣誓供述書の提出が必須となることがわかります。また、フィリピンの空港に着いた後も、入国審査の際に一般の外国人の入国審査と別の場所へ移動し、いくつかの質問に答えなければなりません。
質問内容は、

・渡航の目的は何か
・滞在場所はどこか
・何日間滞在するのか
・空港に迎えの人は来ているのか

等です。これはフィリピン人のスタッフに英語でされる質問であるため、あらかじめ答えられるようにしておくのがよさそうです。

何のためのルール?

フィリピンにはこのように、旅行客からすると少し億劫に感じる入国時のルールが存在します。他の東南アジア諸国にも存在しないこのようなルールが、フィリピンには存在するのはなぜなのでしょうか。

それは、フィリピンの治安や安全を守るためです。
発展途上国では、臓器売買や売春、肉体労働を目的とした人身売買が今日でもはびこっています。この人身売買の商品とされるのは、主に力の弱い子ども達です。この子ども達を守るべく作られたルールが、宣誓供述書の提出です。15歳未満の未成年者に対する入国時の厳しいルールは、国境を越えた人身売買の防止装置となっているのです。

また、渡航時の出国用航空券の提示は、不法滞在の防止に繋がります。ルールを課すことで、気軽に入国させることを防ぎ、出国の予定を作らせるからです。外国人犯罪者の多くは不法滞在者によるものだとされていて、不法滞在の防止は国の安全につながるのです。

フィリピンの安全のために

陸続きとなっている他の国々では、国境を超える際に厳しい規制をするのが困難です。これらのルールは、フィリピンが島国であるからこそ課すことのできるルールなのです。
少し面倒に感じてしまうルールですが、フィリピンの安全のために少しばかり協力しましょう。