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お久しぶりです!インターンの小黒歩実です。よろしくお願いします。
自己紹介
私は、学部3年生の時に4か月間、こちらでインターンをさせて頂いていました。
学部生時代は社会言語学を学んでいましたが、現在は大学院で開発人類学を学んでいます。
修士論文ではフィリピンをフィールドとし、開発援助が現地コミュニティに与える影響について調査をする予定です。
最近の趣味はNETFRIXで海外ドラマや映画を見ることです。シットコムのFRIENDSというドラマが好きすぎて、現在3周目です!!
前回のインターン時には火災後の緊急支援も行いました
なぜDAREDEMO HEROに戻ってきたのか
前回のインターンの際には、開発援助や支援についてほとんど知識がないままに活動を行っていました。帰国後、「自分が子供たちのためと思ってやったことは正しかったのか」、「子供たちや現地の人々のことを分かった”つもり”になって活動をしていたのではないか」など反省する点が多く見つかりました。その反省から、開発援助や支援について勉強したいと思い、大学院への進学を決めました。
前回のインターンはこのように進学のきっかけを与えてくれるなど、私が現地の方々へ与えるものよりも得るものの方が多かったのではないかと思います。
今回DAREDEMO HEROに戻ることを決めたのは、修士論文の調査のためというのもありますが、前回の反省や学んでいることを活かして活動をすることで少しでも恩返ししたいと思ったからです。
修士論文の調査について
フィリピン政府が行う社会保障プログラの一つにPantawid Pamilyang Pilipino Program(現地では4Psと呼ばれています)という条件付き現金給付プログラム(Conditinal Cash Transfer、以下CCT)があります。これは、貧困世帯に対して「子供を学校に通わせる」、「予防接種を受けさせる」などの条件をつけて毎月お金を給付していくプログラムです。
CCT自体は1990年代にメキシコとブラジルが開始し、その後、世界銀行が注目したこともあり多くの国で制度化しました。フィリピンでは2008年に始まり、受益世帯は目標とする440万世帯を達成しています。現段階では、私はこのプログラムがコミュニティに与える影響を調査したいと考えています。
大学院で一緒に勉強をしている友達
抱負
上記の通り、前回は子供たちを含めた現地の方々について分かったつもりになっていただけでした。そのため、今回は一人一人としっかり向き合い、相手のニーズはなにかをしっかりと把握して活動を行いたいと思います。また、支援や調査の基本は相手との関係を築くことだと思うので、そこも意識して活動をしていきたいです。
そして最後に、前回は諦めてしまったビサヤ語の習得ですが、今回は頑張ります!!
これからよろしくお願いします!