先日フィリピン人のご訪問者様が、それぞれの職業や、そこにかける想いを現地語で、子どもたちに語ってくださいました。

DAREDEMO HEROの子どもたちは日本人のご訪問者様と話す機会はたくさんあります。しかし、言語の違いもあり、なかなか職業について詳しいこと聞くことができません。
自分の夢を叶えるために、どのような進路を選択し、どの資格をとればその職業につけるのか、そしてその職でどのように社会貢献ができるのか、ということをまだ知らない子もいます。子どもたちの身近に、自分の目指す仕事をしている大人がいないことが多く、詳しい話を聞く機会がありません。

そこで今回は実際に子どもたちの憧れの仕事につき、社会に貢献をしているフィリピン人をゲストに招き、ビサヤ語で子どもたちの質問に答えていただきました。子どもたちからは、次々と質問が飛び出しました!

夢の実現のためにどのような進路をたどったのか

一人目は建築士

子どもたちの中にも、建築士を目指す子どもがたくさんいます。その一番の理由は、しっかりとした家のない家族のために家を作りたいからです。しかし、建築士という職業は、自分の家を建てる仕事ではありません。
建築士の具体的な仕事内容を知ることで初めて、建築士として自分たちのように困っている人をどのようにして助けられるのかを知ることができます。

今回お話をして下さった建築士の方の、スケールの大きな話(ビルや商業施設の建設)に、子どもたちは興味津々でした。また、ビルや家を建てるために、具体的にどんな職業の人々がかかわるのかも知ることができ、子どもたちはそれぞれの夢をより具体的に思い描くことができました。

子どもたちから出た「今までどんな失敗をしたことがあるか」という質問に対して「とても小さい失敗はしたことがあるが、毎回念入りに確認をしているから、大きな失敗はしたことはない。」と仕事に対する責任の重さを感じる回答をいただき、プロフェッショナルとしての心構えも学ぶことができました。

2人目は保険会社のエージェント

日本では多くの人が生命保険に加入しています。しかし、フィリピンでは公的医療保険制度が不十分なうえ、生命保険もあまり浸透していません。その日の食事すらままならない貧困層にとって、貯金はもちろん、先々のためにお金を積み立てる生命保険は、まさに雲の上の存在なのです。
そのため貧困層にとって、100%自己負担となる治療費はとても高額で、体に異常があっても病院に行くことすらできません。仮に病院に行ったところで、高額な薬や施術代を払い続けることができないのです。
保険制度を知ることから、子どもたちは、先々のために貯蓄や備えをすることの大切さを学びました。

3人目は編集者

フィリピン人は、あまり本を読みません。なぜなら、それぞれの母語(セブの場合はビサヤ語)で書かれた本は少なく、英語の本は全て輸入品のために、非常に高価だからです。特に、英語をあまり読めない貧困層にとっては、読書はとても敷居の高いものです。
その為、子どもたちの中には「編集者」「ライター」という仕事が存在することすら知らない子どもたちもいます。

しかし、読書はあらゆる知識の源であり、世界を広めるためにとても有効なものです。さらに英語で記事を書くことで、フィリピンの現状を世界に発信することができます。
子どもたちにとって、新たに職業の選択肢が増えました。

4人目はヨガインストラクター

彼女はヨガインストラクターになる前は、新聞社のライターをしていました。しかし自身がヨガと出会いそのすばらしさを知り、それを多くの人に広めたいと、インドやタイで修業を積み、念願のヨガインストラクターとなりました。
夏休み期間には、チャリティーヨガを開催していただき、子どもたちにとって貴重な機会を頂きました。また富裕層向けに募金型のヨガクラスを開催し、貧困層に還元するなど、ヨガを使って様々な社会貢献をされています。

どんな職業でも、志があれば社会のため、人のために貢献できることを学ばせていただきました。

「サマークラス課外授業~YOGA~ 」

「STUDY HARD‼」

最後にご訪問者様から子どもたちにメッセージを頂きました。
「一生懸命勉強をすれば、将来の幅は広がります。夢の実現のために頑張ってください!」

子どもたちにとって、自分の夢を叶えるためにどうすればよいかを考え、様々な職業を知れる貴重な時間になりました。DAREDEMO HEROでは、自分のためのではなく、をもって努力する子どもたちのみ支援しています。
▶詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
「夢とは?」

皆様もぜひ、子どもたちにそれぞれのお仕事やそこにかける想い、志をシェアしてください!