イナヤワン新プロジェクトの続報と被災者の復興の様子についてお伝えします!

イナヤワン新プロジェクト

このプロジェクトは、今年2月にイナヤワンで起きた火災の被災者が元の生活に戻るまでを支援するプロジェクトです。このプロジェクトはすべて竹井祐介様と竹井様の主催するSIAの会員様のご協力の下で行われています。
被災者の人々は被災前は養豚で生計を立てていました。しかし、火災によって家や豚小屋、そして飼っていた豚が焼けてしまいました。そこで、プロジェクトでは彼らが養豚を再開し、そこからまた生計が立てられるようにします。
先月はご支援者様にご訪問いただき、第1回子豚の寄贈式を行いました!

ゆっくりと着実に進む復興

被災者の人々は行政に翻弄され、長期間の避難所での生活を余儀なくされていました。避難所での生活は狭いスペースにたくさんの人々が押し込められているような状態で、プライバシーもなく非常に不自由な生活でした。
最終的に、元の土地に再居住を始めることができたのはつい1ヶ月前のことです。経済的な理由から、一気に家の再建ができるわけではなく、少しずつ手作りで建てていく世帯がほとんどです。ただ、ゆっくりではありますが着実に復興への道を歩んでいることは確かです


まずは屋根だけ完成させた家。土台はこれからです。

子豚寄贈第2弾!!

先日、新たに豚小屋を完成させた4世帯に子豚を寄贈しました!
このプロジェクトでは、提供した子豚を売ってしまったり、食べてしまったり、粗末に扱うことを防止するため、無償で提供するのではなく実費分を利子のない形で貸し付けています。もともと十分な収入を得られていなかった被災者の人々にとって、火災ですべてを失いそこから復興を行うことは非常に困難です。そのため、生計の手段となるこの子豚は彼らにとっては希望の光です。

番外編

現地の人に問題を認識してもらう大切さ

同日に、フィリピン人ボランティアの方々とイナヤワンで炊き出しを行いました。実は今回の方々がイナヤワンでの炊き出しに協力してくださるのは2回目です。
今回協力してくださった方々のほとんどが生まれてからずっとセブに住んでいます。しかし、そんな彼らでもイナヤワンのゴミ山を訪れたことはなかったそうです
最初にゴミ山を見たとき彼らは、自分たちの出したゴミがどのような状態となっているかを目の当たりにして言葉を失っていました。また、ゴミを拾って生計を立てている人々(スカベンジャー)の存在は知っていましたが、そのような人々がどのような場所で生活をしているのかを直接見るのも初めてでした。
フィリピンのゴミ問題や貧困問題など私たちのように外部から来た人が解決に取り組むことはもちろん重要ですが、現地の人々の協力なしでは不可能です。今回、1回目の炊き出しの際にゴミ山や周辺コミュニティの現状を見て、2回目の炊き出しを申し出てくださいました。この炊き出しを通して、今回の方々のように現地の人々に問題を認識してもらい、行動につなげてもらう大切さをとても感じました。