ついに各世帯への豚の寄贈が無事に終わりました!そして、これからは次のステージの始まりです。

次のステージへ

先日、それぞれの世帯への豚の寄贈が終了しました!
各世帯、自分たちの豚小屋を完成させ、そこで豚を育て始めています。
ここからは新たなステージの始まりです!今後は、育てている豚が無事に子豚を産むことが目標です。

よりよい養豚に向けて

被災者の中には、独自の方法で養豚を行っている人が多くいます。彼らの居住環境に合った飼育方法を実践しているため、独自の方法が悪いわけではありません。ただ、ワクチンの接種など寄贈した豚が無事に育つように、なるべく病気のリスクは減らしたいと考えています。火災ですべてを失ってしまった彼らにとって豚一頭を失うことは大きな痛手です。当団体では、寄贈した豚が病気で亡くなってしまった場合も、サポートを行うことを予定しています。しかし、サポートの結果また新しい豚を手に入れることができたとしても、その豚をまた一から育てていかなければなりません。
そこで、今後はワクチン接種を実践している世帯に協力をしてもらい、セミナーを開催するなど、彼らの居住環境のなかでよりよい養豚を行っていけるようにサポートをしたいと思います。

コミュニティの現状

イナヤワンのコミュニティには現在も多くの課題が残されています。

カバンを敷き詰めた道

火災のあったエリアはコミュニティ内の他のエリアと比べて地面の状態が非常に悪いです。他のエリアも日ごろから地面がぬかるんでいたり、雨が降ると冠水したりなど足元が悪いです。しかし、火災があったエリアはそれ以上に足元が悪く、なかには石の代わりにゴミ山から拾ったカバンを敷き詰めただけの道などもあります。

対処がなされない冠水

コミュニティから近くの市場や学校に行く道は排水溝がないため、雨が降るとすぐに水が溜まり自然に乾くまで何日も冠水状態です。コミュニティの方の話によると、前市長時代(今年7月に新市長に交代)はゴミ山を管理するスタッフが冠水の対処をしていたそうです。しかし、新市長になった際にスタッフが一掃してしまい、冠水の処理はされなくなってしまいました。
コミュニティの子供たちはトライシクルという自転車やバイクの横に椅子がついたものに乗って学校に行きます。トライシクルは乗客の乗る位置が地面に近いため、冠水状態の時に乗ると水が跳ねて服が汚れてしまいます。そのため、学校に行くまでに制服が汚れてしまうことも多々あります。

このようにまだ課題が残されていますが、被災者の方々にとっては家の再建や収入源となる養豚の再開が最優先です。上記のような課題に被災者の方々が取り組めるようになるためにも、当団体ではこのイナヤワン新プロジェクトを通して被災者の方々が養豚から生計を得られるように引き続きサポートをしていきます