セブにはたくさんのストリートフードがあります。今回はそのうちの一つをご紹介します!
私が紹介するのは、「Pungko-Pungko(プンコ=プンコ)」というストリートフードです。
その他のストリートフード(第1弾)についてはこちら▶セブのストリートフード!
プンコプンコとは…?
「Pungko-Pungko(プンコ=プンコ)」はセブ発祥のストリートフードです。名前の「プンコ」というのはセブで使われるビサヤ語で「しゃがむ」という意味を持っています。以前は、道端で売られていたので、椅子など無く人々がその場でしゃがんで食べていた事から由来されています。
今はどこのお店にも食べるスペースが設けられており、椅子に座って食事を楽しむことができます。
このように食べるスペースがあります
なにが売られている…?値段は…?
このプンコプンコというお店にはプソというココナッツの皮で包まれたお米と揚げ物が売られています。
左側にあるのがプソです。右側は様々な種類の揚げ物です。
プソについてはこちら▶フィリピンの伝統料理 PUSOとは?
揚げ物の種類は、春巻きのようなもの、ソーセージ、豚の腸のフライがあります。そして、それらは大きな透明のタッパーに入って売られています。
値段は、お店によっても違いがあるのですが、プソは1つ3ペソ~5ペソ(約6円~10円)、揚げ物は一番安いもの(春巻き)で1つ4ペソ(約8円)、一番高いもの(豚の腸のフライ)で20ペソ(約40円)となっています。比較的値段も安いので、お昼になると沢山の人で賑わっています。
どのように食べる…?
食べ方はいたってシンプル!揚げ物にソースを付け、ご飯と一緒に食べるだけ!ソース自体は全く辛くないのですが、そこに唐辛子を入れて食べるのがフィリピンスタイルです。スパイシーなものが好きなフィリピン人は唐辛子をたっぷりソースに入れ揚げ物を食べていました。
左側にある唐辛子を2~3個取り、半分にちぎってからソースに入れます
毎日食べたら…??
プンコプンコには揚げ物とお米しかないため、健康にいいとは言えません。また、貧困層の人々は大量のお米(お米は安く買えるため)と少ないおかずでお腹を満たそうとします。そのため、健康的な太り方ではなく、おなかだけでたような不健康な太り方をしてしまうのです。
さらに、脂っこいもの・味の濃いものを中心に食べる生活が様々な病気の原因になっているとも言えます。バランスの取れた食事をするのにもお金がかかるのです。貧困がゆえに満足な食事が出来ていないのも現状です。