先日DAREDEMO KIDSのハジメ(小学3年生)にカバンの中を見せてもらいました。すると中から8冊の教科書と8冊のノートが出てきました。

なぜ8冊もの教科書?

 なぜいつも8冊の教科書を持ち歩いているかというと、毎日全教科(英語・算数・フィリピン語・理科・MAPEH(音楽・美術・体育・保健)・EsP(道徳)・AP(歴史)・EPP(技術・家庭科))の授業があるからです。そしてその教科一つ一つに分厚い教科書があるのです。

細かい教科の内容についてはこちら
APってどんな科目?
MAPEHってどんな科目?
EsPってどんな科目?
EEPってどんな科目?

どのような教科書を使っている?

 教科書はすべて白黒印刷で、紙は日本の教科書のような上質なものではなく、わら半紙のような紙でできています。また、日本の公立小学校で使われている教科書は税金で賄われ無償で提供され、ずっと手元に保管しておくことができますが、フィリピンの公立小学校では、ひと学年が終わると教科書を学校に返すという仕組みを取っています。1年交代で何人もの生徒が使うため、中には教科書の端が折れ曲がっていたりボロボロで字が読めなくなっていたりする教科書もあります。

算数の教科書をご紹介!

 小学3年生まではビサヤ語で書かれた教科書を使用しますが、小学4年生から算数の教科書はすべて英語で書かれるようになります。また、それと同時に設問も英語になるので、英語に慣れていないと設問で躓いてしまい、問題を解く段階までたどり着けないのです。
 英語を使って、算数を学ぶということは小学生にとっては難しいように感じますが、英語を使って他教科を学ぶということが、フィリピン人が英語を話せるようになる理由の一つかもしれません。


小学4年生の算数の教科書です。設問もすべて英語で書かれています。

教科書から見える教育格差

 フィリピンの場合、ひと学年が終わると教科書を学校に返さなければなりません。また、その教科書を何年も使いまわして使っているので、教科書の改訂がなされないまま使い続けることになります。
 その一方、私立の学校では毎年のペースで教科書が更新され、その時代に合った最新の内容を学ぶことができます。このように教科書を見ただけでも、私立と公立とで差が出ていることが分かります。
 このような差を解消するため、DAREDEMO HEROでは最新の参考書や問題集、さらに独自で作成した動画授業を使い、子どもたちへの教育を行っています。これらがなければ、入学試験で私立校から来た生徒と対等に競い合うことはできません。これからも、子どもたちにとってベストの教育方法を模索し、支援していきます。