先月、フィリピンの教育庁主催の文化イベントが開催されました。今回はその詳細をお伝えします。

REGIONAL FESTIVAL OF TALENTS!!

毎年フィリピンで行われている「REGIONAL FESTIVAL OF TALENTS」という他国の言語や文化を学び発表する大会があります。今回特別に、日本語部門の審査委員として参加させていただきました!
今回の予選会は6つの市から代表校が集まり、各校からそれぞれ代表者を選出し競いました。日本語部門は日本の文化クイズ、スピーキング、カラオケの3つが行われ、学生たちは緊張した面持ちで大会に挑んでいました。

様々な分野での日本文化理解

最初は日本語のクイズ大会でした!!
日本の建造物、単語、アニメーションなど様々なジャンルから出題されており、幅広い日本に対する知識がなければ答えることができない問題ばかりでしたが、フィリピンの学生たちは問題を順調に解いていました。問題の文章はひらがなでしたが、短い時間でひらがなを読み、意味を理解して答えなければならないため、問題を解いていく学生たちを見て驚きました。

クイズの後はカラオケコンテストに移りました!!学生たちは浴衣を着て、有名な曲やアニメの歌を流暢に歌っていました。力強く日本の歌を歌う学生たちに圧倒され、そして学生たちの日本に対する思いが伝わってきました!!

最後に日本語で自己紹介や日本の文化、食べ物を説明するスピーキングが行われました!!学生たちはコスプレをしてスピーキングに挑んでおり、中にはコスプレの服を友達と全て作っていた代表者もいました。


右の写真のコスプレは手作りで作ったようです。

アニメがみんなの教科書!?

今回、各校の代表者に「どのように日本語を学んでいるのか」と質問したところほとんどの生徒が「アニメを通して日本語の発音と単語の意味を学んでる」と言っていました。
アニメに出てくる言葉の意味を知りたいから勉強したり、アニメの中で登場する場所を知りたいから日本の地理を勉強していました。

フィリピンの学生たちは本当に日本のアニメを好きなんだと実感し、日本のアニメを通して知識、スピーキング、単語理解を学んでいる事が分かりました。学生たちは日本語を学ぶ際、「勉強」として考えているのではなく、「趣味」の一環で学んでいるためどんどん日本の知識、言葉を学んでいるのだと思います。

アニメを通して日本に興味を持つ学生たちがフィリピンでは急増しています。コンテストの参加者も皆、「日本が大好き、日本に行ってみたい!」と話してくれました。
しかし彼らは日本に行きたくても、費用の問題やVISAの問題があり、簡単には行けません。同じ学生として、自分の意志でこうしてフィリピンに来ることができ、さらにこのようなイベントで審査員をさせていただいている自分が、いかに恵まれているのか、改めて感じる1日でした。