HERO’S HOUSE2の子どもたちの住む地区の一部で、4週間以上水道がストップしてしまっています!水道が出ない中で、子どもたちはどのように生活しているのでしょうか?

断水の理由は!?

日本で、災害時以外に水道水が出ないということは、大きな問題になります。しかし、ここフィリピンでは何の事前情報もなく、水道が出なくなってしまうことはしばしばあります。今回も、水道局が小さな記事で「配管工事のために水道が出ない、もしくは水圧が弱くなることがあります」とネット上でニュースを流しただけで、突然広範囲で水道が出なくなってしまいました。
しかも、短期間ではなく、すでに4週間以上水道が出ていないのです!しかし、水道局からの公式な発表はなく、いつ水道が出るようになるのかは、誰にも分かりません。

水道水は洗濯、料理、手洗い、トイレなどなど、生活に絶対必要なものです。それがある日突然使えなくなってしまったのです!

このような状況の中で、地域の人々はどのように生活しているのでしょうか?インターンIKKIが断水地域の人々にインタビューしてきました!

現在の生活

Q:「現在どのようにして、水を確保していますか?」
A:「水道水を売ってくれる人から買っている」
 「午前2時から3時の間だけ水が出るのでそこで水をためている」

Q:「どこでその水を手に入れているのか」
A:「近くの大型商業施設から水道水を汲み、運んできている」

水道水が入っているタンクは1つ5ペソで販売されていました。水道水を販売している人々は、毎日何往復もし各地域で水道水を販売しています。

行政も水の配布を行っていますが、早朝や深夜に1日1回のみ行われており、水を求めて長い行列ができています。行政からの配布を受けられなかった人々は、水道水を買ったり、水が出る場所まで汲みに行かなければいけません。

彼らはここ4週間、ずっとそのような生活をしているそうです。


写真のタンクの中に入っている水道水を売っています。

子どもたちの生活

DAREDEMO KIDSの中にも、水道水が出ない地域に住んでいる子どもがいます。幸いなことにHERO’S HOUSE2では水道水が出るので、子どもたちや保護者に水道水が必要な時はいつでも水を汲みに来て良いよと伝えてます。

私が今回一番驚いたのが、このような状況の中でも、子どもたちはしっかりと身体を清潔に保ち、汚れた服などを着てこないことです。そして、誰一人として現状に対して不満を言わないことです。

フィリピンの貧困層は、日頃から過酷な環境での生活を強いられています。そのため、多少のことでは不平不満を言ったり、日常生活に支障をきたすことがありません。自分が同じ環境にいたら、冷静にそして清潔を保って生活ができるか、まったく自信がありません。

今回の断水からも、フィリピン人、そして子どもたちの、強さと逞しさを見ることができました。


水を汲みに来ているイボンです。