新型コロナウィルス感染症の影響で、フィリピン人の生活は困窮しています。当団体では食糧支援やアルコール・マスクの配給だけでなく、日本から届く支援物資の配布も行っています。

新型コロナウィルス感染症の影響で様々な物資が不足

子どもたちが暮らすセブ市では、6月1日から約2か月間のロックダウンが解除され、General community Quarantine(GCQ)となりました。
これにより、規制は少し緩和されましたが、
・学生や高齢者の外出禁止
・不要不急以外の外出禁止
・必要最低限の生産工場やスーパーマーケットだけ開店
など様々な厳しい規制が続いています。

貧困層の人々は職を失い、貯蓄もありません。2か月以上無収入の状態が続き、食べ物や生活用品を買うお金は既にありません。彼らは生きていくために必要最低限の物でさえ、買えない状況です。

そこで当団体では、新型コロナウィルス感染症に対する支援活動の一環で、日本から届く服や文房具、タオル、靴やマスク他にも多くの物資を貧困層の人々に届けています。

学用品の配布

様々な規制がある中でもDAREDEMO HEROでは、奨学生の学力が落ちないよう、宿題や課題を配布しています。そこで問題になったのが、宿題や課題をするために必要な文具です。
ロックダウン中は、生活に必要な最低限のものしか購入ができなかったため、文房具を購入することができませんでした。

そんな中とても重宝したのが、日本のご支援者様からお送りいただいた、鉛筆やペン、折り紙などの文具でした。

日本から届いたマスクの配布

セブでも日本と同様、ロックダウンからしばらく、マスクが入手できない時期が続きました。今でこそ、街中で少しずつ医療用マスクが売られ始めていますが、貧困層にとっては高額なため、多くの貧困層は布製のマスクや、タオルで顔を覆って代用しています。

しかし、それは新型コロナウィルス感染症の感染予防に適しているわけではありません。当団体ではフロントライナーや、感染拡大地区に住む人々に対してマスクの配布活動を行っています。

さらに奨学生に対しては、日本から送られてきた手作りマスクを配布しました。この手作りマスクは、マスクの間にティッシュを挟むことで医療用のマスクと同じ効果が期待できます。さらに、繰り返し使えるため、とても喜ばれています。

火災の被害にあった人々への支援

新型コロナウィルス感染症の影響で人々の生活が悪化している中、当団体が養豚プロジェクトを実施している、バランガイ(最小自治区)で大規模火災が発生しました。貧困層のほとんどが職と収入を失っている中、さらに自分たちが生活する家まで失ってしまったのです

自分や家族の命を助けることが最優先で、被災者のほとんどが身一つで避難しました。そのため、生活に必要なすべてのものが不足していました。そこで当団体では日本から届いた服とタオル、シューズ、歯ブラシなどの生活に必要なものを配布しました。

フィリピン人にとっては「宝物」

当団体では日本で「不要になったもの」をフィリピンの貧困地区に届ける活動を行っております。
これまでにも、日本から様々な支援物資をお送りいただき、必要としている人々に届けてきました。

新型コロナウィルス感染症の影響で、職と収入を失った貧困層は「今日を生き抜くための食べ物をいかに確保するか」が毎日の問題です。子どもたちの教育や、衛生にお金や時間をかける余裕はありません。そのため、子どもたちは今まで以上に、サイズの合わない服、不衛生な服を毎日着続けています。劣悪な環境の中で裸で過ごす子どもたちもたくさんいます。

皆様にとっては「不用」なものでも、フィリピンの貧困層にとっては「宝物」です。
日本製品は非常に質がいいため、使い古された洋服でも文具でも、フィリピンではとても喜ばれます。

当団体では支援物資の受け入れを随時行っております。
規制が緩和されても、すぐに貧困層の人々の生活が改善されるわけではありません。新しい職にいつ、つけるかも分からない状況です。

これからも、皆様の「不用品」を「宝物」に変える活動を行っていきます。

▶ご支援方法の詳細はこちらをご覧ください「物資でのご支援方法」「物資でのご支援方法」「物資でのご支援方法」