フィリピンでは、3月から21歳未満60歳以上の人々は24時間外出が禁止されています。そのような状況の中で、子どもたちはどんな生活をしているのでしょうか?

今回は、新奨学生のフランシスの1日を紹介します。フランシスは、車いすのお母さんとの2人暮らしです。
フランシスの詳細はこちらをご覧ください。

6時に起床!

フィリピン人は一般的に早起きです。フランシスも、毎朝6時に起きます。彼が朝起きてまずすることが、火をおこすことです。
フランシスの家には、ガスがないため、調理には炭を使っています。彼のお母さんは身体が不自由なため、あまり家事ができません。そんなお母さんに代わって、フランシスは家事全般を行っています。

午前中は自由時間

簡単な朝食を済ませ、午前中は彼の自由時間です。と言っても、以前のように家の外で自由に遊ぶことはできません。幸い、家の前に少し空間があるため、そこで近所に住む友達と遊びます。
今、彼がはまっているのは、MARBLEというビー玉を使った遊びです。お金もかからず、狭い空間で少人数で遊べるため、今の状況にぴったりの遊びの様です。

午後は勉強時間

昼食を済ませて午後は、勉強の時間です。学校からは何も課題が出されていないため、主にDAREDEMO HEROの課題を取り組み、残り時間で学校の予習復習をしています。
彼の家には机も、机を置くスペースもありません。小さなバケツ容器が机の代わりです。どんな環境でも、やる気さえあれば勉強はできるということを、彼が証明してくれています。

暗くなったら寝る!

夕飯も、ご飯と缶詰やインスタント麺などのシンプルなもが定番メニューです。
フランシスの家には、テレビがありません。夜は暗くなり、電気代もかかってしまうため、8時にはお母さんと一緒に就寝です。

日曜日は洗濯の日

フィリピン人の貧困層の家には、洗濯機はありません。そのため、洗濯は全て手洗いです。この洗濯もフランシスの仕事です。
彼の家は貧困集落の奥まった、非常に日当たりが悪い場所にあります。乾季はそれでも洗濯物が乾きますが、雨期の場合、なかなか洗濯物が乾かないことが悩みの様です。

買い物ができない!!?

フランシスが、今一番困っていることは、買い物ができないことです。お母さんは車いすのため、買い物に行くことができず、フランシスも21歳未満のため外出ができません。
唯一近所の小さなお店で買い物ができますが、新鮮な野菜や精肉を買うことができません。そんな彼のために、DAREDEMO HEROでは生活費とは別に新鮮な野菜などを定期的に届けています。

このように、子どもたちは非常にシンプルな生活を送っています。外出が禁止されてから6か月以上、このような生活を続けています。
フランシスが今一番したいことは「学校に行くこと」です。彼のそんな些細な願いが叶う日が、1日も早く来ることを願っています。