観光や留学に大人気のセブ!しかし、気を付けないと犯罪に巻き込まれる危険性も...今回はセブで危険な目に合わないよう、セブであいやすい被害と、その防犯対策をご紹介します!
盗難
セブでよく聞くのが盗難にあったケースです。いくつかのエリアは盗難にあいやすいエリアとして有名になっています。特に有名なのがマンゴーストリートとコロンストリートです。マンゴーストリートはBarやクラブなど、若者向けのお店が並んでいます。コロンストリートは色々なお店があり、かつ、安いので買い物にとても良い場所ですが、人が常にたくさんいるのでスリにあいやすい場所でもあります。
防犯対策
とにかく、むやみにこれらの地区に近づかないことです。一瞬の楽しみのために、全てを失う可能性があることを忘れないでください。
ジプニーでの被害
ジプニーとは乗り合いバスです。基本、片道7ペソ~10ペソ(約14円~20円)払えば主要な場所にはほとんど行くことができとても便利です。しかし、ジプニーに乗っている時に盗難などの被害にあったという話も聞きます。
よく聞く手口は、隣の人が何かを落としたと言って拾うよう頼まれ、下を探しているとポケットのお財布や携帯を盗まれるというものです。ジプニーは混む時間帯だと、スペースがないのにどんどん人が乗ってくるためギュウギュウ詰め状態となります。常に人が密着している状態のため、気を付けていないとバックの中に手を入れられても気づけません。
防犯対策
基本的に観光の場合は、タクシーでの移動をお勧めします。ジプニーに乗る際には、むやみにiPhoneなどを使わず、ファスナーのしっかり閉まるバックを前に抱えて乗ってください。
トランプ詐欺
フィリピンで最も有名な詐欺はトランプ詐欺です。
このトランプ詐欺というのは、まず、ショッピングモールなどで話しかけられ、そのままご飯へと誘われます。ご飯を食べる場所もそのショッピングモールではなく、その人の自宅です。自宅には別の人たちが何人かいて、ご飯を食べ終わると、トランプゲーム(ブラックジャックなど)をやらないかと誘われます。ほとんどの手口が、その中の1人がカジノのディーラーで、この後富豪の客が来てトランプゲームをするが、絶対に勝てるように仕組むからからやってみないかと言われるものです。ゲームの序盤は勝ちますが、だんだんと相手ばかりが勝っていき、最終的に多額のお金をとられてしまいます。
「危ない」と途中で気づいても遅いです。「トイレに行きたい」と言って逃げようとしても見張りの人がついてきます。
防犯対策
基本中の基本ですが、知らない人には付いて行かない。甘い話には裏がある。ということです。
セブでの防犯対策5つのポイント
上記にフィリピンで観光客や留学生が巻き込まれやすい事件をいくつかあげましたが、ではどのようにしたら防げるのかをご紹介します。
- Point① 事前勉強情報取集
まずは「知ること」です。どのような被害が多いのかを知っておくだけでも十分防犯対策になります。上記以外の被害もあるので、フィリピンに来る前に一通り調べておきましょう。
- Point② ポケットにお財布・携帯などの貴重品は入れない
ポケットに貴重品を入れているとほぼ確実に盗まれてしまいます。小さいバッグでもいいのでその中に入れるようにします。
- Point③ バッグは常に前にかける
ショルダーバッグやトートバッグ、リュックも体の前で持ち、常に気を遣うようにしましょう。特に人ごみの中を通るときは要注意です。バッグはできるだけチャックができるものが望ましいです。
- Point④ 派手な服装はしない
服装だけでも狙われやすい人とそうでない人がわかれます。オシャレをしたくなる気持ちも分かるのですが、オシャレをすればするほど狙われやすくなります。Tシャツ、ジーパンなどの質素な格好をおすすめします。
- Point⑤ なるべく1人では出歩かない
特にトランプ詐欺は、1人で歩いている人が狙われます。なるべく1人ではなく、複数人で出歩くように心がけましょう。
楽しい思い出だけを持ち帰れるようにするために
まず、セブは日本とは違います。日本と同じ感覚でいると、思わぬ事件に巻き込まれてしまうことがあります。わざわざ危険を冒さずとも、セブには楽しいことがたくさんあります。5つのポイントを守って、セブを楽しんでください。