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農家の自立を目指して。タプタプに有機農業協会が設立されました

農家の自立を目指して。タプタプに有機農業協会が設立されました
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DAREDEMO HEROとJICAが進める草の根協力事業では、フィリピン・セブ州の山岳地帯に位置するTap Tapを対象に、有機農業を通じた農家の収入向上と自立を目指しています。

この事業で取り組んでいるのは、単に有機農業の栽培技術を伝えることだけではありません。農家自身が農業に関する知識や技術を身につけ、継続的に農業に取り組めるようになること、さらに、農家同士が協力し、自分たちで活動を運営していく力を育てることも重要な目的です。

こうした取り組みの一環として、先日、タプタプの有機農家による「Taptap Organic Farmer’s Association(タプタプ有機農業協会)」の設立に向けた話し合いが行われました。

今回の話し合いは、農家が個々に技術を学ぶ段階から、互いに支え合いながら地域全体で有機農業を広げていくための新たな取り組みです。

過去のJica草の根事業についてはこちらから

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農家自身が運営する協会を目指して

協会の設立に向けた話し合いには、事業に参加する農家の中から選ばれた20名が出席しました。DAREDEMO HEROの担当スタッフが進行を務め、協会の名称や役員、今後の運営に必要な規約について話し合いました。

協会名は「Taptap Organic Farmer’s Association」に決定。会長、副会長、書記、会計、監査役、広報担当、警備担当、委員長の役員が選出されました。

また、協会の前文や設立目的、活動目標、活動拠点、会員資格、組織体制、会議の開催方法、役員選挙、会費や資金の管理、規則の改定など、組織を運営していくための規約についても確認しました。

活動拠点はタプタプのバランガイホールに決定し、登録費や月会費、規則に違反した場合の罰則についても合意しています。

このように、協会の名称や役員を決めるだけでなく、今後どのようなルールで組織を運営していくのか、具体的な仕組みづくりも進められました。

技術を学ぶだけでなく、地域を支える存在へ

今回の話し合いで大切にしているのは、農家の皆さんが有機農業の知識や技術を身につけることにとどまらず、組織を運営する能力やリーダーシップも育てていくことです。

協会のメンバーには、ほかの事業参加者の模範となり、それぞれが身につけた知識や経験を共有していく役割が期待されています。農家同士が互いに励まし合い、協力しながら活動を続けることで、有機農業に取り組む仲間をさらに増やしていくことも目指しています。

そのため、協会では短期・長期の目標を設定し、農家同士のつながりを強めながら活動を進めていく方針です。また、将来的には有機農業をセブ全体に広げ、協会として政府の助成金や資金を得る機会につなげることも期待されています。

支援を受ける側から、自分たちで未来をつくる側へ

この協会の設立に向けた取り組みの先にあるのは、JICA事業やDAREDEMO HEROによる継続的な指導がなくなった後も、農家の皆さん自身で組織を運営し、活動を続けていける状態です。

一時的に農業の技術を伝えるだけではなく、農家自身が学んだことを活用し、互いに支え合いながら収入を高めていく。そのためには、農業の知識だけでなく、自分たちで考え、話し合い、組織を動かしていく力も必要になります。

今回の話し合いは、そうした自立に向けた大きな一歩となります。

DAREDEMO HEROは今後も草の根協力事業を通じて、タプタプの農家の収入向上を図り、山岳地帯で暮らす農家一人ひとりが、自分たちの力で貧困から抜け出せるよう支援していきます。

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