DAREDEMO KIDSのジェニーとセカンデルがConfirmationの式に参加しました!その式とはなにかご紹介します!!
フィリピンの宗教事情
フィリピンはキリスト教国です。国民の90%以上がキリスト教徒と言われています。DAREDEMO KIDSも全員がカトリックです。そのため、お昼ご飯を食べる前はみんなでお祈りを行います。
DAREDEMO KIDSだけではなく、フィリピンの多くの人々が敬虔なキリスト教徒であると感じる場面が日常でもよく見られます。例えば、DAREDEMO HEROのドライバーであるデックスも、運転の前には必ず十字架を切ります。また、ジプ二-に乗る際も、胸の前で十字架を切る人をよく見かけます。
そしてこのようなキリスト教徒の人々が、完全なキリスト教徒と認めてもうらうためには、
- ① Baptism(洗礼)
- ② Fist Communion(初聖体拝領)
- ③ Confirmation(堅信)
と3つのステップを踏む必要があります。
Baptism(洗礼)
洗礼・・・その人が今までの罪をゆるされることにより新たに生まれ変わり、神の子になること。
洗礼には幼児洗礼と成人洗礼の2種類があります。
【幼児洗礼】赤ちゃんの時に受ける洗礼
【成人洗礼】大人になってからキリスト教を信仰することを決め、その際に受ける洗礼
幼児洗礼
DAREDEMO KIDSは全員幼児洗礼を済ませています。幼児洗礼では、Godparentと呼ばれる代父母が洗礼式に付き添います。代父母はその名の通り、生涯にわたってその子どもの成長を見守ります。
またこの際に、自分の洗礼名を聖人や天使のなかから選らんでおきます。フィリピンの幼児洗礼式では、司祭が洗礼を受ける子の頭部に水を注ぎ、祈祷をし、帽子をかぶせます。
Fist communion(初聖体拝領)
聖体拝領・・・聖体(キリストの体)を頂くという意味
幼児洗礼を受けた子たちは、自分がキリスト教徒であるという自覚を持つことのできる年齢(8歳くらい)になると初聖体拝領を受けます。この儀式によって、今後キリストの体であるホスチアを食べることをゆるされます。
初聖体拝領では、子どもたちは司祭にパンを口に入れてもらいます。
Confirmation(堅信)
堅信・・・幼児洗礼を受けた子が、自分の意思でキリストを信仰するということを公に告白し、完全なキリスト教徒になったということを教会から認めてもらう儀式
堅信は12歳に受けます。堅信式の前にも洗礼式の時と同じく、代父母が式に同席します。式では、司教が堅信を受ける人の額に豊かさや喜びのしるしである「油」で十字を刻みます。今回、ジェニーとセカンデルが受けたのが、この堅信の儀式です。
汝、隣人を愛せよの教えのもとに…
キリスト教の教えの中に「汝、隣人を愛せよ」というものがあります。この教えのもと、フィリピンでは地域間のつながりや、家族間のつながりがとても強いです。敬虔なキリスト教徒である彼らはこの教えに従い、周囲と強い絆で結ばれています。