現在開催中のDAREDEMO HERO夏の特別スタディーツアーで、参加者の皆さんとセブのゴミ山とリサイクル事業の視察を行いました。

セブ島のゴミ山

日本では、マニラの「スモーキーマウンテン」と呼ばれるゴミ山が有名ですが、セブにもゴミ山が存在します。そこにはゴミの中から売れるものを探して生活する「スカベンジャー」と呼ばれる人々が生活しています。

なぜフィリピンにはゴミ山が存在し、なぜ人々はゴミ山で生活しなければならないのか。

それらを知るためには実際にその場を訪れ、身体で感じる必要があります。

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貧困とは・・・

DAREDEMO HEROのスタディーツアーでは、真の貧困を理解したうえで、自分たちが何をできるのかを考え活動をしてもらっています。日本で生活する若者にとって「貧困層を支援する」と言っても、まずはその貧困がどんなものなのかを理解することが難しいのです。
「ボランティア活動」「支援活動」を行う前に、現地の現状を知り、人々が何を求めているかを知ることが、真の支援への第一歩です。

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日本企業の取り組み

フィリピンのゴミ問題という大きな課題に向き合う上で、既に行われている事業を知ることは非常に重要です。今回は、セブで廃プラスチックのリサイクル事業を行う株式会社グーン様のプラントを視察させていただきました。
今回視察させていただいたプラントは、今年の5月に竣工されたもので、廃プラスチックをフラフ燃料に加工し、代替燃料としてリサイクルする事業です。それ以前はゴミ山のあるイナヤワン地区でパイロット事業を行っており、実現化が立証され、今回の事業化へとつながりました。真新しいプラントの中には、イナヤワン地区のパイロット事業の10倍の規模の設備が整えられ、フル稼働で1日75tの廃プラスチックをリサイクルすることができます。

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個人では解決のできない大きな問題でも、企業や国の取り組むを通じて、解決へと導くこともできます。様々な形での「支援」を参加したボランティアさんは学ぶことができました。

まだまだ続くスタディーツアー

今回の夏のスタディーツアーは、2週間のプログラムです。前半に様々な場所を視察し、セブを取り巻く貧困問題をより深く正しく知ったうえで、後半は自分たちで考える支援を実行していきます。与えられたプログラムに参加し「ボランティアをした」と満足するのではなく、実際に自分たちに何ができるかを考え、それを実行に移すまでのプロセスを学び体験してもらうのが、DAREDEMO HEROのスタディーツアーです。
同じ志を持った仲間同士、自分たちに何ができるのかを話し合っています。明日からは、いよいよ様々な支援活動がスタートします。ボランティアさんには、日本ではできない様々な体験を通じて、たくさんのことを学び、感じてもらいたいと思います。

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