2022年12月16日、実に3年ぶりの対面クリスマス会を開催することができました！子どもたちの最高の笑顔をご覧ください！
目次
3年ぶり！待ちに待ったクリスマス会！
フィリピン人にとって、クリスマスは1年で一番大事で、何よりも楽しみにしているイベントです。これまでも、DAREDEMO HEROでは毎年子どもたちと保護者を集めて、クリスマス会を開催してきました。
しかし、2020年は新型コロナウイルス感染症による規制が厳しく、オンラインでの開催。
2021年は、クリスマス会2日前に、スーパー台風がセブを襲い、やむなく中止。
そんなこともあり、今年は待ちに待った3年ぶりの開催となりました！！
▶フィリピンのクリスマスについては「こちら」をご覧ください。
総勢125人の子どもたちが大集合
クリスマス会が開催できなかった2年間、DAREDEMO HEROは大きく変化しました。一番の変化は、3つのラーニングセンターを開設できたことです。それにより、支援する子どもたちの数も総勢125人に増えました！
子どもたちは、それぞれ離れた地区に住んでおり、学校もばらばらのため、なかなか全員が揃う機会がありません。このクリスマス会は、DAREDEMO FAMILYが全員集合し、その絆を深めるための会でもあります。小学1年生から大学生までが、みんなで協力し合い、楽しい時間を過ごすことができました！
恒例のチーム対抗ダンス大会
クリスマス会で欠かせないのが、ダンス大会です。毎年子どもたちが自分たちで振り付けを考え、思考を凝らしたダンスを見せてくれます。今年は、大学生とシニアハイスクールの年長者はステージに立たず、小さな子たちのプロディース係を務めました。
1か月以上かけて練習したダンスは、どのチームも素晴らしく、審査をお願いしたゲストの皆さんも順位を決めるのにとても苦労されていました。
みんな本気のゲーム大会
子どもたちの楽しみのひとつが、ゲーム大会です。とてもシンプルなゲームですが、年少者から年長者まで、力を合わせて大盛り上がりでした！
お楽しみのクリスマスミール！
クリスマス会に欠かせないのが、クリスマスミールです。今年もQQ English様のご協賛で、子どもたちの大好きなスパゲッティー・フライドチキン・ライスのお弁当と、ミスターレチョンこと田口様からご支援いただいたレチョンが並び、豪華なクリスマスミールになりました。
食後には、差し入れに頂いた巨大ケーキを食べて、子どもたちは大満足でした！
両手に抱えきれないほどのクリスマスプレゼント！
クリスマスといえば、もう一つ欠かせないのがクリスマスプレゼントです！今年も、日本からたくさんの方々に物資（プレゼント）をお送りいただき、たくさんのプレゼントを子どもたちに渡すことができました。
クリスマスに間に合うようにと、たくさんのプレゼントをお送りくださった、大田区の皆様、SCDの皆様、一般社団法人 アミチエ ソン フロンティエール インターナショナル ジャポンの皆様、株式会社トランステック代表取締役会長 高橋 司様、その他たくさんの物資をお送りくださった皆様に心より感謝いたします。
クリスマスは「与える喜び」を知るためのもの
日本では、クリスマスを「豪華な食事をしてプレゼントを贈り合う日」と認識されていますが、本来クリスマスは、家族と過ごし、与えることの喜びを知るためのものです。
子どもたちも両手に抱えきれないほどのプレゼントをもらいましたが、ほとんどの子どもたちは「これは妹の」「これはお兄ちゃんに」「これはお母さん」など、もらったプレゼントを家族に分け与えていました。クリスマスミールも、クリスマス会に参加できなかった家族のために、自分は全部食べずに、残して持ち帰っている子どもたちもいました。
たとえ貧しくても、子どもたちは「真の幸せ」は与えることによって得られることをすでに理解しています。さらに、与えられるものは決して十分でなくても、目の前にあるものに感謝をすることを忘れません。だからこそ、過酷な環境の中でも、子どもたちはいつも笑顔で幸せに暮らすことができています。
今回ご支援くださった皆様が、子どもたちの笑顔を見て、よりHAPPYになってくれることを願っています。改めまして、温かいご支援本当にありがとうございました！
