今回、過去にDAREDEMO HEROでインターンをされたことのある方にお話を伺い、当団体でのインターンを通して自分自身で変化したところ、ここでの経験が現在どのように役立っているかなどを伺いました。インターンに興味のある人や、何か新しいことに挑戦したいと思っている人の参考になれば幸いです。(※「インターン中の生活」に書いてあることは当時の活動内容であり、一部現在の活動内容と異なる部分があります。)
インターンをしていた時期・期間
大学3回生になるタイミングで1年間休学し、2017年2月~2018年2月の1年間インターンをさせていただきました。
インターンの動機
2015年、大学1年の時に先輩の卒業旅行に同行することになり、フィリピン・セブに訪れた際、ストリートチルドレンを目の当たりにしました。1泊3000ペソ(当時の約7000円)のホテルの真下で100ペソ(当時の約220円)のチップに大喜びしている子どもたちや、中学生くらいの子どもたちが自分でお金を稼いでいる姿を見て、言葉にできない違和感があり、そんな子どもたちのためにできることはないかと大学を休学し、DAREDEMO HEROでインターンをすることに決めました。
インターン後の進路
2019年 大学卒業
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2019年〜2020年 中学校 国語科の教員
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2020年〜2021年 民間企業
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2022年〜現在 高等学校 国語科の教員
インターン期間中の生活
主にブログの記事を書くことやスタディーツアーの補助、HH2での仕事をしていました。また、平日は放課後に奨学生が来るので日本語や算数の学習指導をしたり、週末は奨学生に向けての日本語授業を行なっていました。
印象に残っていること
大きく二つあります。一つは盆踊り大会です。盆踊り大会はとても感動的でした。インターン後にセブに渡航した際も盆踊り大会に参加しました。二つ目は一部の奨学生を日本に連れて行くためのクラウドファンディングをしたことです。たくさんの人の協力、支援を得て成功させることができ、とてもいい経験になりました。
インターンの経験で今に活きていること
インターン期間中にたくさんブログを書き、表面に見えるものが全てではないと感じました。なかでも、「この子どんな子?」という奨学生の個人ページを作成するため奨学生1人ずつにインタビューを行なったのですが、その際、様々な考え方があるということを学びました。また、物事に対して恐れなくなりました。フィリピンで色々な経験をし、大抵のことはどうにかなると思えるようになったからです。このことは今の教員生活にもとても活かされています。
最後に
実際、KANさんは財布とスマホを2回も盗難されたそうで、本当に沢山の経験をされたのだなあと感じました(笑)。最初は英語に苦手意識があったKANさんですが、滞在期間中に語学学校に通うなど、ご自身で努力され英語力も伸ばされたそうです!
KANさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!
奨学生と記念の一枚