自己紹介
はじめまして!8月末から約4ヶ月間インターンとして参加させていただきますYunaです。
大学では教育学部に所属しており、幼児教育、初等教育について主に学んできました。また、大学在学中に、継続的に野外教育を通した教育支援を行ってきました。これらの学びの中で、教育の持つ力は、複雑な家庭環境や貧困であることの社会的格差の根本的な解決と繋がる部分があるのではないか?と考えるようになりました。本来、大学卒業後はすぐに教員になると決めていましたが、大学2年生から3年生時、様々な大切な出会い、自身の生き方を考える大きな機会が重なり、この問いが生まれました。そして、卒業後すぐに教員の道に進む、というところをもう一度よく考えるようになりました。
その、生き方を模索する迷いの中、2024年元旦に日本で能登半島の地震があり、即座に現地へ赴き尽力する人たちを実際に間近でみてきました。その人たちは本当に心のままに生きていて、本当に心から誰かのために何かをしたいと思い身体が動くままに生きる人たちで、そのような人こそが、目の前の人へ幸せを届けることができる、笑顔にできると知りました。一方、私自身は、無力でした。自分の力の小ささを知りました。そして、様々なことに疑問を抱いたり、問いを立てているけれど、実際自分の力で何も継続したアクションをしていない。私自身の問いの原点である、複雑な家庭環境や貧困であることの社会的格差を少しでも良い方向に動かせる人として生きていきたい、そこに立ち返りまずアクションを起こす、その想いが強まり、固まりました。そして、本当の支援とは?子どもが育むべき真の生きる力とは?本当の豊かさや幸せとは?これらの根本的な部分を自分の身体で感じ考えさらに追究したい、そして、教育の観点から自分にできることを、具体的に探したいと思いました。
これらの思いが重なり、現在、卒業後、貫徹した理念のもと貧困層の支援の在り方を追求している方のもとで学べるDAREDEMO HEROのインターン生としてやって参りました。
志望動機
私が、教育や貧困層の支援に初めて強く関心を抱いたのは、遡ること高校2年生の時でした。実際に発展途上国で長いこと教育支援の活動をされていた先生との出会いです。何度も見せてもらった多くの写真、伺った話の中には、ゴミ山で生活をしている子どもたち、様々なバックグラウンドを抱える子どもたちがいました。間接的ではありましたが、様々な日常の切り取りを見て、でも、そこに写る子どもたちの目がどれも、本当に、澄んでいたことを今でも鮮明に覚えています。私も彼らと同じ地球上で生きていて、でも、想像できない環境と生活がそこにはあり、これらの事実を、何も知らずに生きていくことはできない、と当時心を掴まれた感覚がありました。そして、今度は私も現地へ行き、自分の目で見て、心で様々なことを感じたい。そして、教育の観点から、貧困問題について考えたい。心でどこか常にそう思うようになりました。しかし、大学在学時、コロナのパンデミックが重なり長期的な渡航は断念。大学4年間は、日本の教育支援の活動に没頭しました。しかし、そこでさらに、貧困層と教育の関連性、そして教育そのものの持つ力の大きさに気付かされました。
様々なNGO・NPOの団体がある中で、私は、DAREDEMO HEROのVissionである「貧困層が自ら問題を解決する力を付ける機会を提供する」ということ、継続的に未来のリーダーを育成し、決して彼らを途中で見捨てないという貫徹した理念、これらの長期的な支援の在り方を特に大事に活動されているところに強く魅力を感じました。
また、パンデミックが少し落ついた頃、実際に、10日間のスタディツアー(カンボジア)へ参加しました。そこでは、”貧しくかわいそう”この言葉で貧困を表してはいけない、豊かさはお金では決まらないことを目の当たりにしました。私は、その時、様々な物質的支援や教育支援を短期的に行いましたが、”支援をしている感”で終わっている、貧困問題の一部しか見えていないと痛感。次は、もっと長期的に支援の在り方を追求したいと思いました。
これらの思いが重なり、DAREDEMO HEROのように、長期的な貧困層の根本的な問題の解決における支援活動に携わり、深く学びたく、それができるのではないかと確信したここでのインターンを志望しました。
今後の抱負
ここへ来て約1週間が経ちました。これから、奨学生の子どもたちや、支援地域に実際に訪れる機会が多くあります。約5か月間、1秒でも多く、そして密に、現地の人たちから学びます。そして、私自身も英語での会話力を日々極めながら、ここに集う人々や地域の方々に教育の観点から何か還元できるものを見つけ、早く行動に移していけるように頑張っていきます。
よろしくお願いします★