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DAREDEMO HEROで日本語を教える真意

DAREDEMO HEROで日本語を教える真意
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DAREDEMO HEROでは奨学生に日本語を教えています。なぜ、フィリピンで日本語を教える必要があるのでしょうか?ここで3つの大きな目的を紹介します。

「誰にも負けない何か」を手に入れる

人は誰にも負けない何かを持つことによって、自信を持つことができます。しかしフィリピンでは、貧困層に与えられるチャンスは非常に限られており、誰にも負けない何かを手に入れることも難しいです。

そんな中で日本語は、学んでいる子どもも少なく、すぐにクラスでも学校でもトップクラスになることができ、子どもたちは「自分は誰よりも日本語が話せる!」と自信を持つことができます。子どもたちは、自信を持ち始めると、自らどんどん輝き始めます。

日本人の前で、日本語で自己紹介をする子どもたちは、いつも自信に満ちた表情をしています。

未来の選択肢を増やす

DAREDEMO HEROでは、この国のさまざまな問題を解決できる「未来のリーダー」を育成しています。貧困層が、自らの力でリーダーとなり、社会を変えていくことは容易ではありません。彼らが将来、様々な場面で「強み」となるものをひとつでも多く持たせたいと思っています。そのため、日本語能力試験の受験も推奨しており、現在3名の奨学生が5級を取得しています。

先日、日本で働くことが決まったジャネットも、そのチャンスを掴むことができたのは、日本語が話せるからです。日本語は、彼らの将来のアドバンテージとなります。

日本で働くことが決まったジャネット
JLPT5級に合格したエラ

支援者様とのコミュニケーション

子どもたちはいつも、自分たちの声で、支援者様に感謝の気持ちを伝えたいと思っています。しかし、英語ではなかなか気持ちがうまく伝わらないことがあります。

そのため、日ごろの感謝の気持ちや、将来の夢などをしっかりと日本語で伝えられるように勉強をしています。

日本語学習を支える日本人インターン

日本語の授業は全て、日本人インターンが行っています。日本語教師の資格を持った元インターンの指導のもと、カリキュラムに沿った授業を行っています。しかし、真面目に学ぶことも大事ですが、子どもたちにとっては楽しみながら学ぶことも大切です。インターンがそれぞれ工夫を凝らして、ゲームや遊びを取り入れた、楽しい授業を行っているため、子どもたちも楽しみながら学ぶことが出来ています。

言語は子どもたちの世界を広げてくれます。特にビサヤ語は語彙数が少なく、感情や描写を的確に表現できる単語が見つからないことがあります。日本語の豊かな表現を学ぶことにより、より深く的確に自分を表現できるようになってくれればと思っています。

いつか、奨学生と日本語で会話ができる日が来ることが楽しみです!

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