クリスマスにケーキとチキン、お正月にはおせちやお餅。フィリピンにも、日本と同じくこの時期に欠かせない食べ物があります!!
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まさかのあれが、激甘・・・
ある日、私がマカロニサラダを作って、子どもたちに食べさせたことがあります。卵やマヨネーズ、野菜もたっぷり入れた結構自信作だったのですが、子どもたちの反応は・・・・
「甘くない!!」
「なにこれ!?」
「もういらない・・・」
散々たるものでした。
確かに、日本でもマカロニサラダにリンゴを入れたり、隠し味に砂糖を入れますが「甘くない!」と怒られることはありません。しかし、Pinoy styleのマカロニサラダを食べたとき、子どもたちの怒りの原因が判明しました。
激甘!!
そうです。甘いのが大好きなフィリピン人は、マカロニサラダも激甘にして食べるのです。
クリスマス・お正月の定番料理
この甘~いマカロニサラダは、フィリピンのパーティーには欠かせません。クリスマス、お正月とパーティー続きのこの時期には、なくてはならない存在です。そのため、どこのスーパーに行っても、マカロニサラダセットが鎮座しています。
しかし、たくさんの材料を必要とするこのマカロニサラダは、貧困層にとっては贅沢品のひとつです。
日本から子どもたちへのクリスマスプレゼント
先日行われたDAREDEMO HEROクリスマス会では、DAREDEMO HERO関西支部の皆様からのご支援で、子どもたちにこの甘いマカロニサラダセットをプレゼントしました。このプレゼントがあれば、子どもたちはクリスマス、お正月に大好きなマカロニサラダを食べることができます!!
関西支部の皆様、本当にありがとうございました!!
大公開!!Pinoy style マカロニサラダのレシピ
必要な材料
- マカロニ
- コンデンスミルク
- Nestleクリーム
- フルーツサラダ缶
- 瓶詰のナタデココ
- ヤシの実の砂糖漬け各種
- お好きなフレッシュフルーツ
- お好みでチーズやレーズン、ココナッツなど
作り方
作り方は、いたってシンプル。全部混ぜるだけ。料理の苦手な方でも、簡単に作れます!!
そして、作ったものは、材料の入っていた瓶に入れて保管します。
子どもたちの大好きなこのマカロニサラダは、DAREDEMO HEROのパーティーでもよく作られます。子どもたちは、我先にと喜んで食べますが、私たち日本人とっては、なかなか受け入れがたい甘さです・・・チャレンジ精神ある方は、ぜひお試しください。
甘いものは贅沢品
この甘~いマカロニサラダを食べたとき、ふと明治生まれの祖母の作ったマカロニサラダを思い出しました。確か、そこにはみかんの缶詰や、リンゴ、そしてジャリジャリするくらい砂糖が入っていました。
甘いものが贅沢品とされていた、明治・大正・昭和を生きた祖母にとっては、そんな甘~いマカロニサラダが、孫への愛情の証だったのかな・・・と、今になって思います。