現在、大学を休学中のDAREDEMOインターンの2人が休学について語ります!!
目次
休学のイメージ
皆さん、「休学」と聞くとどのようなイメージを持つでしょうか?「休学=遊んでる」や「就職に影響が出る」など少しマイナスなイメージがある方もいるかもしれません。DAREDEMO インターンのAYUMIとNIKIは現在大学を休学中です。そして2人とも共通して言えることがあります。それは「休学はマイナスではない」ということです。
休学期間の学費
休学期間中に大学に納めなければならない費用は、大学によって異なります。国立は基本無料ですが、私立では学校によって60万~数万円と、学校によってその費用は大きく異なってきます。大学受験を控えている方は、大学を選ぶ際に休学期間中の学費についても調べておくことをおすすめします。
休学の理由
AYUMI
私が休学をしたのは大学3年生が終わった時でした。理由としては「これから就活が始まるのに、やりたいことが明確でなかったこと」、そして「1年間日本から出て色々な経験をしたかったこと」です。このように休学する理由は正直、とっても曖昧でした。
NIKI
私は大学2年次を終了後1年間休学しましたがその後自分の英語力の乏しさを実感し、もう1年休学することを決めました。その理由が、
「語学留学で英語をしっかりと身に付けたい」、「海外に出て日本では出来ない体験をしたい」、そして「英語を使って他国の人々と交流し異文化理解を深めたい」の3つでした。
休学中の活動
AYUMI
私は休学をして半年間カナダに語学留学をし、そして残りの半年間はDAREDEMO HEROでインターンをしています。なぜカナダへ語学留学をしたのかについてですが、一番の理由としては英語力を向上させたかったからです。もちろん、日本にいても英語力をアップさせることはできます。しかし、当時の私はネイティブの環境で、英語しか使えない環境で英語を学びたいと考えていました。
後半の半年間をDAREDEMO HEROでお世話になることを決めたのは、以前に参加したDAREDEMO HEROのスタディツアーがきっかけでした。そのスタディツアーで学んだことをもっと深く知りたいと思いインターンに応募させていただきました。
NIKI
私は、フィリピン・カナダ合わせて9ヶ月間語学留学をし、その後カナダでワーキングホリデー(仕事)をしました。カナダでは、日本語話者や留学生のいない英語環境で働くことが出来とても良い経験になりました。そして現在DAREDEMO HEROでインターンをしております。そのきっかけが、去年フィリピンへ語学留学をした際に見た貧困の子ども達を忘れることが出来なかったからです。貧困層の子ども達のために何か私に出来ることはないか、また、実際に自分自身で現在のフィリピンの状況(貧富の差)を確かめたかったのが一番の理由でした。
休学中に得たこと
AYUMI
休学中に得たことは沢山あります。まずは、「英語力」です。カナダ留学では半年間ホームステイをし、日本人とも英語で話すなどできるだけ英語を使うようにしました。DAREDEMO HEROでのインターンでは、子どもたちやフィリピン人スタッフとのコミュニケーションを通して英語を話すことで、カナダで学んだ英語を実践的に使うことができました。
次に、「コミュニケーション力・適応力」です。留学中は様々な国籍の人と出会います。一度にたくさんの異なる文化の人々とコミュニケーションをする機会が、留学前になかったため、その経験は私にとってとても大きなものでした。そして、今まで自分が育ってきた国の文化と異なる文化の中で生活することで、適応力が養われます。
最後に「たくさんの人との出愛」です。これは得たものの中で一番大きなものです。カナダ留学では幅広い年齢の多国籍な友人を作ることができました。彼らのこれまでの経験や、今後の展望などについての話は私自身の将来への考えに大きく影響しています。DAREDEMO HEROでも多くのゲストの方にご訪問頂き、たくさんの出愛をすることができました。ゲストの方々のお話は子どもたちだけではなく、私にとっても勉強になる事ばかりでした。
NIKI
私は休学中に多くの事を学び、日本にいた時には出来なかった体験を沢山することが出来ました。
<思い立ったら即行動>
これは私が初めて1人で海外に行ってから1番学んだことです。自分自身を成長させるため、または今置かれている現状や自分を変えるためには、なんでも行動に移すことが大事です。常に受け身になり、なにかのきっかけが訪れるまで待つ。それだと何も変わらず時間だけが過ぎていく、勿体無いと感じました。自分にとって興味・関心があるものには失敗を恐れず挑戦する、そして周りから何を言われようと自分のしていることや今からやろうと思っていることに自信をもつことが大事です。
<人との出逢いを大切にする>
私は語学留学、ワーキングホリデー、DAREDEMOインターンを通し沢山の人と出逢い、様々なことを学びました。留学先やインターン中には目上の方と接する機会が多く、私が今まで知らなかった世界を知ることが出来、視野が広がり将来の事についてより具体的に考えるようになりました。また現地の人や留学生は日本人と違った考えを持つ人が多く、とても勉強になり自分の国の文化について改めて考えるきっかけをつくってくれます。留学やインターンを通し、様々な国の人と接することで、自分の意思をしっかりと持つ、そして自分と相手を比較するのではなくお互いの意見や考えを尊重することの大事さを身に感じました。
休学という一つの選択肢
休学中は自分で何をするのかを自由に決めることができます。世界一周旅行に行ったり、日本でやりたいことをしたりなどできることは沢山あります。何をするにも一番大切なのは「その活動中にどれだけ多くのことを得ようと努力するか」です。何もしなくとも時間は過ぎていきます。一瞬一瞬をいかに有効に使うことができるのかが、鍵です。
やりことがわからなくて悩んでいる人や、やりたいことがあるけど時間がない人など、休学を選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。